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情報Ⅰ共通テスト対策問題 No.429

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.429

 インターネットは現代の人々にとって必要不可欠な情報を提供する情報源となっています。この世界中から集まる無数の情報の中には、科学的な事実から個人的な意見まで、様々な形の情報が含まれていますので、ネット上に存在する情報の全てが正確で信頼性が高いとは限りません。時には誤った情報や、特定の視点からしか見ていない情報も混在しています。これらの情報を適切に利用するためには、情報の品質を判断する技術が必要となります。

 その際に重要となるのが、情報が発信された元が明示されているかどうか、つまり[ ア ]が明確であるかどうかです。発信源が公的機関や信頼できる団体であれば、その情報は直接的に情報が得られた[ ア ]と言えます。しかし、他の人々によって解釈や再加工が行われた情報、つまり[ イ ]の場合は、情報が元の内容から変化している可能性があります。そのような情報は原情報からのずれや歪みが生じ、誤解を生む可能性があるため注意が必要です。

 さらに、情報の信頼性を確認するための重要な手段として、[ ウ ]という方法があります。これは、複数の情報源から同じ情報を確認し、その一貫性をチェックすることで情報の信頼性を評価する手法です。一つの情報源の誤りや偏りを避け、より信頼性の高い情報を取得することが可能になります。

問1 空欄[ ア ]から[ ウ ]に当てはまる言葉をそれぞれ答えなさい。

⓪ ゼロ次情報
① 一次情報
② 二次情報
③ 公共情報
④ ダブルチェック
⑤ クロスチェック
⑥ リチェック
⑦ フィードバック

問2 次のうち、インターネットの情報を判断する際に考慮すべき点を正しく述べている選択肢を選びなさい。

⓪ 発信者の信頼性や情報の一次性を確認する。
① 発信者が個人であれば、その情報は信頼性がないと判断できる。
② 情報が新しければ新しいほど、その情報の信頼性は高い。
③ 一つの情報源だけを信じ、他の情報源は無視する。
④ 情報の真偽を判断する必要はなく、自分に合った情報だけを受け入れれば良い。

〜解答と解説〜

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