情報Ⅰ共通テスト対策問題 No.426

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.426

　情報伝達の大きな革新の一つは、［　ア　］の発明でした。これにより一つの型から多くの印刷物を作成することができるようになりました。情報が一人から一人へと手渡される時代から、同じ情報が多くの人々に同時に伝達される時代へと変わりました。この革新により新聞や雑誌など、一度に多くの人々に情報を伝える新しい形態、すなわち［　イ　］が生まれました。その後、20世紀初頭には、人間の声を電波に変換し、それを受信する装置を通じて音声を再現する［　ウ　］の登場により、情報の伝達は新たな段階に入りました。これにより、音声情報がリアルタイムに伝達され、地理的な制約を越えて広範囲に伝えられるようになりました。そして、さらに時間を経て、視覚と聴覚を同時に刺激することで情報を伝達する新しいメディア、［　エ　］が誕生しました。画像情報と音声情報を一体化したこのメディアは、情報の伝達手段として大きな影響力を持つようになり、人々の生活に深く浸透していきました。さらに、コンピューターの進化と普及に伴い、パソコンを使用した出版方法である［　オ　］が登場しました。従来の印刷技術と比べ、この新しい技術は、印刷物の製作をデジタル化し、より効率的かつ短時間で行えるようになりました。これにより、出版業界は大きく変貌を遂げ、より多様な出版物が生まれました。そして、最近ではインターネットの普及と共に、紙の本を必要とせずに読書を楽しむことができる［　カ　］が広まっています。これにより、書物を持ち歩く必要がなくなり、また、物理的な本棚がなくても多くの本を読むことが可能になりました。

問１　空欄［　ア　］から［　カ　］に当てはまる言葉をそれぞれ答えなさい。

⓪ DTP
① 電報
② ラジオ放送
③ 活版印刷
④ マスコミュニケーション
⑤ 電子書籍
⑥ スマートフォン
⑦ オンデマンド印刷
⑧ テレビ放送

問２　下記の選択肢から、双方向テレビがどのようなものであるか正しく述べているものを一つ選びなさい。

⓪ 双方向テレビは、テレビとラジオの両方の機能を持つ機器のことである。
① 双方向テレビは、インターネットに接続したテレビが視聴者側からの情報を放送局に送るといったサービスのことである。
② 双方向テレビは、テレビと電話を同時に使用することができる機器のことである。
③ 双方向テレビは、テレビ放送を無線LAN経由でスマートフォンに配信するサービスのことである。
④ 双方向テレビは、一つのテレビで複数のチャンネルを同時に視聴することができる機器のことである。

〜解答と解説〜