デジタルビデオ『毎日の情報Ⅰ』138

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.138

　私たちが毎日目にするデジタルビデオは、コンピュータ技術と映像技術の融合から生まれています。これらのビデオは、映画やテレビ番組、YouTubeなどの動画サイト、さらにはゲームやVR環境でのコンテンツとしても利用されています。このようなデジタルビデオの中心にあるのは、動きをどのようにデジタルデータとして捉えて再現するかという技術です。デジタルビデオを連続的に見せるための基本的な単位として［　①　］というものがあり、これは動画を形成するための一連の静止画の集まりとして認識されます。そして、これらの［　①　］が1秒間にどれだけの数再生されるかを示す指標として［　②　］が使用されます。高い［　②　］は、動画が滑らかに流れることを意味します。しかし、ビデオは大量のデータを持つため、効率的な保存や配信のために、連続するフレーム間での変化を［　③　］としてエンコードする技術が利用されています。さらに、このような大量の映像データを効率よく圧縮・伝送するための手法として［　④　］が重要な役割を果たしています。この技術には多くの種類や規格が存在し、それぞれの用途や特性に応じて選択されます。

問１ 上記の文章を読み、空欄［　①　］から［　④　］に当てはまる言葉を次の語群から選びなさい。

問２ MP4に関する説明として正しくないものを次から選びなさい。

①    MP4は動画だけでなく、音声やテキストなどのデータも格納することができるコンテナフォーマットである。

②    MP4は特定のビデオコーディックや音声コーディックに縛られることなく、さまざまなコーディックをサポートしている。

③    MP4ファイルは主にH.265というビデオコーディックでエンコードされる。

④    MP4は音声データの圧縮に特化したフォーマットであり、ビデオデータの格納には適していない。

 

〜解答と解説〜