情報Ⅰ共通テスト対策問題 No.422
『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜
No.422
情報通信技術は人類の歴史と共に進化してきました。初期の通信技術としては、古代の伝令や信号燈などが存在しましたが、情報を伝達する範囲と速度には限りがありました。18世紀末にはフランスで作られた[ ア ]が用いられました。これは遠くの人と情報をやり取りする手段として使われ、当時の人々の生活やビジネスに多大な影響を与えました。
19世紀に入り、サミュエル・モールスが開発した[ イ ]が登場します。これは電気信号を使って情報を送ることが可能となり、瞬時に遠くの人と情報を交換できるようになりました。これにより、世界の情報伝達のスピードは大幅に向上しました。
20世紀に入ると、無線通信の発展により、電話通信やインターネットが登場し、情報通信の可能性がさらに広がりました。特に1979年日本電信電話公社が[ ウ ]という手法を実用化することで、複数のデバイスが同時に高速で通信できるようになりました。こうした技術の進化は社会の様々な面で変革をもたらし、人々の生活は大きく変わりました。
そして現代、我々は多機能携帯端末である[ エ ]といったデバイスを手にし、いつでもどこでも情報を得ることができます。ビデオ通話、SNS、オンラインショッピング、リモートワークといった新しいコミュニケーションの形が広がっています。
しかし、情報通信技術の進化は新たな課題も生んでいます。例えば、大量の情報を素早く取得することが可能となった一方で、情報の信憑性の確認や、フェイクニュースの問題、個人のプライバシー保護など、新たな課題も生まれています。これからの社会は、これらの課題をどのように解決し、情報通信技術をさらに発展させていくのか、それが我々の新たな課題となっています。
問1 空欄[ ア ]から[ エ ]に当てはまる言葉をそれぞれ答えなさい。
⓪ 音響信号
① セル方式
② 鳩通信
③ モールス電信機
④ テレックス
⑤ 腕木通信
⑥ 信号旗
⑦ スマートフォン
問2 インターネットの起源となった、アメリカ国防省の支援で実験が行われたコンピュータネットワークの名称について、以下の選択肢から適切なものを一つ選びなさい。
⓪ INTRANET
① ARPANET
② INTERNET
③ ETHERNET
④ LANET
〜解答と解説〜
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