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PCM方式『毎日の情報Ⅰ』053

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.053

 音声データのデジタル化とは、アナログ信号をデジタル信号に変換することを指します。音声をデジタル化することで、データを保存、編集、伝送するときの信号の劣化を防ぎ、品質の維持や改善が可能となります。音声データのデジタル化には主に[ ① ]、[ ② ]、[ ③ ]の3つの手続きが必要です。

 まず、音波をある一定の間隔で標本化し、その瞬間の振幅を取り出すことを[ ① ]といいます。この一定の間隔を[ ④ ]、取り出す回数を[ ⑤ ]といいます。ここでの一定の間隔とは、信号を標本化する時間間隔のことを指し、取り出す回数とは1秒間に標本化する回数、つまりサンプリング周波数のことを指します。

 次に、[ ① ]で得たデータをデジタル情報に変換する過程を[ ② ]といいます。具体的には、振幅をある一定の段階に区切って表現します。これにより、無限に存在するアナログの値を有限のデジタルの値に変換します。

 最後に、[ ② ]で得たデータをコンピュータが読み取れるようにする作業を[ ③ ]といいます。このプロセスでは、データを二進数の形式に変換します。二進数はコンピュータが扱いやすいデータ形式で、効率的に処理することが可能です。

 これら一連の流れはPCM方式と呼ばれる方法で行われます。この方式は、音声データだけでなく、映像や画像などのアナログ情報をデジタル化する際にも広く利用されています。


問1 空欄[ ① ]から[ ⑤ ]に当てはまる言葉をそれぞれ答えなさい。


問2 3分の楽曲をCDで記録するのに必要なデータの大きさをMBで適切に表しているものを一つ選びなさい。

①      約25MB

②      約30MB

③      約38MB

④      約40MB


 

〜解答と解説〜

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