デジタル画像『毎日の情報Ⅰ』137

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.0137

　私たちの日常には、様々なデジタル画像が溢れています。広告、テレビ、インターネット、さらにはスマートフォンのアプリケーションやゲームの中でも、多種多様なデジタル画像が利用されており、これらの背後には高度な画像技術が搭載されています。その基本となるのは、どのようにして画像の情報をデジタルデータとして捉え、再現するかという点です。デジタル画像を構成する最も基本的な単位は［　①　］と呼ばれ、これは画像の一つ一つの点のことを指します。この［　①　］の配置や色の情報量が、画像全体の質や鮮明さを決定する要因となります。そして、その質や鮮明さを具体的に示す数値として［　②　］が用いられます。この値が高いほど、画像のディテールが細かく、高品質な画像として認識されます。デジタル画像の表現方法にも様々な手法が存在します。［　③　］は、画像をピクセルの集合として直接的に表現する方法で、色や濃淡の変化が直感的に捉えやすい一方で、拡大や縮小が難しいという特徴があります。一方で、［　④　］は一般的に写真の保存に用いられるフォーマットとして知られ、非可逆圧縮技術を利用して高品質な画像を格納しますが、多くの編集を繰り返すと画質が劣化するリスクがある点を理解しておく必要があります。

問１ 上記の文章を読み、空欄［　①　］から［　④　］に当てはまる言葉を次の語群から選びなさい。

問２ ペイント系ソフトウェアとドロー系ソフトウェアの違いについて正しく説明したものを次から選びなさい。

①      ペイント系ソフトウェアはベクターデータに基づき、ドロー系ソフトウェアはラスターデータに基づく。

②      ペイント系ソフトウェアはビットマップベースで画像を扱い、ドロー系ソフトウェアはベクターベースで画像を扱う。

③      ペイント系ソフトウェアは主に地図の編集に使用され、ドロー系ソフトウェアは主に写真の作成に使用される。

④      ペイント系ソフトウェアとドロー系ソフトウェアは、基本的に同じタイプのデータを扱い、同じ目的で使用される。

〜解答と解説〜