ネットワーク技術『毎日の情報Ⅰ』108

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.108

　近年の情報技術の進歩に伴い、デジタル通信やネットワーク技術が日常の多くの場面で活用されてきました。インターネットの普及により、世界中の人々が情報を手軽に交換することが可能となり、その基盤となるネットワーク技術も進化を続けています。これらの技術の背後には、データを高速かつ効率的に伝送するための様々な方法や概念が存在します。例として、公共の場所やオフィス、カフェなどで、多くの人々が自身のデバイスを利用してインターネットにアクセスする際、無線での接続が主流となっています。この際、利用者のデバイスとインターネットとの間を仲立ちする役割を果たす特定の機器が設置されており、これを［　①　］と称します。一方で、通信の際のデータ伝送の速さを示すための単位が存在します。この単位は［　②　］と呼ばれ、伝送の速さや帯域幅の評価に用いられます。また、大規模なネットワークでのデータ通信を効率化するため、送信される大きなデータを小さな単位に分割して送信し、受信側でそれらを再構築する技術も一般的に採用されています。この技術を［　③　］という名前で知ることができます。そして、安全性や機密性を確保しつつ、公衆のインターネット環境を通じて企業の内部ネットワークにアクセスする際に用いられる技術も重要となってきています。この技術を［　④　］と称しています。

問１　上記の文章を読み、空欄［　①　］から［　④　］に当てはまる言葉を次の語群から選びなさい。

問２　以下の選択肢の中から、移動体通信の説明として間違っているものを選びなさい。

①      移動中のデバイスからも通信が可能なシステムで、スマートフォンやタブレットが該当する。

②      移動体通信は常に衛星を利用して通信する。

③      4Gや5Gなどの技術は、移動体通信の進化を示すものである。

④      車や電車の中からも通信が可能なのは移動体通信の技術のおかげである。

 

〜解答と解説〜