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情報Ⅰ共通テスト対策問題 No.436

『毎日の情報Ⅰ』〜毎日配信企画〜

No.436

 統計学は、個々のデータが全体としてどのような特徴を持つか、またそれらがどのような関連性を持つかを調査する学問です。その中心的な技法の一つとして、大量のデータの全体像を把握するための様々な指標が用いられます。これらの指標は、個々のデータを見るだけでは把握できない、データ全体の特徴や傾向を明らかにすることを目指しています。

 それらの代表的な指標の一つが[ ア ]です。[ ア ]とは、データ全体を一つの値で表現するもので、その中でも[ イ ]、[ ウ ]、[ エ ]が最も一般的に利用されています。[ イ ]は、全データの総和をデータ数で割ることで求められ、全体の平均的な値を示します。[ ウ ]は、データの中で最も頻繁に現れる値を指し、そのデータ集合が最も集中している値を示します。そして、[ エ ]は、データを数値順に並べたときに中央に位置する値を示し、データ全体の中心的な位置を表します。

 これらの値はデータ全体の「中心」を示すのに対し、データのばらつきの度合いを示すための指標も重要です。その一つが分散と[ オ ]です。分散は、各データが平均値からどれだけ離れているかを二乗した値の平均を取ることで計算されます。分散が大きいということは、データが平均値から大きく散らばっていることを示します。


問1:空欄[ ア ]から[ オ ]に当てはまる言葉以下の語句から選びなさい。

⓪ 相関
① 代表値
② 分布
③ 標準偏差
④ 中央値
⑤ 最頻値
⑥ 平均値
⑦ 確率

問2:以下にテストの得点データが10人分あります。このデータの分散を求めなさい。

テストの点数:【 5, 7, 9, 6, 7, 8, 6, 5, 6, 7 】



〜解答と解説〜

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