“低め安定”にウンザリしてきました 〜双極性障害の頭の中 60
みなさん、こんにちは。
双極性障害2型(双極症)のフツーの会社員、パピヨンです。
相変わらず、なんとも言えない“もやぁ〜”とした気分が続いています。
記録として、今の調子を残しておこうと思います。
◾️長い長い低空飛行
今回の抑うつが始まったのが3月の終わりくらいだったので、かれこれ3ヶ月目に突入します。
な、長いぜ…今回の抑うつは…。
主治医曰く、「5月に海外出張もありましたからねぇ〜。その疲れの影響もあるでしょう」とのこと。
やはり日々のルーティンを崩すイベントを組み込むことは、双極性障害にはそれなりにリスクを伴うようです。
しかし、いくら『低め安定』がいいとされているとは言え、ここまでダラダラと長く続く抑うつには、さすがに嫌気がさしてきます。
もういっそ、躁転してくれないかなぁ〜
という、良くない思考までよぎってきてしまいます。
いや、躁転はダメなんですけどね。
ええ、ちゃんと分かってますよ。
分かってるんですけども。
自分の周りだけ重力が違うのでは??
と疑いたくなるほど、意味不明に身体が重い。
素早く動けない。
動きが緩慢になる。
料理をする気力が無い。
お風呂もめんどくさい。
全てが億劫。
平日は働いていますが、もう“どうにかやっと乗り切ってる”って感じです。
エネルギーを使い果たし、土日はほぼ自宅療養状態。
こんな日々が3ヶ月…。
いい加減ウンザリしてきました。
隣のデスクの同僚にも、
「なんか、フワフワっていうか、もぉ〜っとしてるねぇ。今回は長いねぇ〜」
と言われてしまいました。
◾️『低め安定』の中にも波はある
主治医に同僚に“モヤ〜っとしてる期間が長いと言われたこと、『低め安定』がツライと訴えたところ、
「低め安定の中にも波はありますから。今は少し低いですが、ずっと続く訳ではないですから。今が1番ツライ時でしょうねぇ…」
「あともう少し、もう少し…耐えましょう」
と慰められました。
もう少しかぁ〜。
確かに永遠に続く抑うつは無いと、頭では分かってるんですが、なんだがずっとこれからも“もやぁ〜”と重たい時期が続いていく気分になっちゃうんですよね。
忘れがちです。
躁転しない程度に、もう少し気分が上がるのを待つしか無い。
「まるで火加減の難しいコンロみたいですね(笑)」
と笑って主治医に伝えたら、
「そうですよ。波の調整はとても難しいんです」
と真面目に返されてしまいました。
◾️何も出来なくてもいい
平日はなんとか休まず働いてはいるのですが、周りと比べて“頑張ってない”という罪悪感に苛まれてしまいます。
人と比べても仕方ないことは重々分かってはいるのですが、
「もっと忙しい人もいるのに。自分だけ頑張ってない」
という、なんとも言えない罪悪感を感じてしまいます。
同僚は、
「そんな事ないって!頑張ってるって!やってるよ、ちゃんと〜」
と励ましてくれるのですが、どうにも罪の意識が迫り上がってくるのです。
まぁ、だから“抑うつ”なんでしょうけど。
さらに何も出来ない“土日”を無駄にしている罪悪感が重なってきます。
結婚されている方は家事や子育てに否応なく時間を割かれているというのに。
私、本当に何もやってないんです。
今日やってるのは、このnote書いてることくらいです。
夕方なのに、パジャマのままですし。
ホント、だらしないですよね。
しかし主治医に、
「土日、自宅療養くらい何もできないんですけど、いいんでしょうか?」
と恥ずかしながら聞いてみたところ、
「いいですよ。音楽聴いたりとか」
と許してもらえたので、少しだけホッとしました。
罪悪感は消えないままですが…。
なんのテーマも取り留めもない記事になってしまいましたが、今の状態の記録としては後々生きてくると思います。
次に躁転したら、きっと今の鬱々とした日々の記憶は全部吹っ飛んでいってしまうと思うので。
でも、もう“低め安定”飽きたなぁ〜。
双極性障害って、ホント難しい。