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1円でも高く売りたければメルカリ、1円でも手放したいならリサイクルショップ!?
不要になった服や家電など、メルカリで出品する人が増えましたが、
「捨てるんだったら…」
という理由でゴミで出す費用も抑えられるとリサイクルショップに大量に持ち込む人も増えています。
リサイクルショップはもちろん人件費やら家賃などが諸々かかっているので、高く買って安く売るというのは難しいでしょう。
ですが、Xなどでも
「あまりにも安く買取し過ぎじゃね?」
という意見を目にするようになりました。
私自身、7万円で買ったレザージャケットを査定に出すと、
「400円ですね」
と言われ、20歳くらいの女のコの店員に
「店長に見てもらってよ…」
と心の中で思ったりしましたが…
有名ブランドで黒のレザージャケットなので、かなり前に買ったものですが十分着れるのを考慮しても安過ぎです。
もちろん、そんないい加減なお店には売りたくなかったので持ち帰りましたが、今も着れているので売らなくて良かったですが…
こういう経験は誰しもがしたはずです。
「こんな安いの!?」
と思いつつ、持って帰る面倒臭さから
「お願いします…」
と諦めてしまう人もいるでしょう…
その後、お店に行って自分が売った商品がいくらで売られているか?までチェックして、腰を抜かした人もいたでしょう笑
そういう意味では私たちはある意味、良いカモにされてしまっているのかもしれませんが…
そんな不要になったモノを売る際に、あまりにも安く感じる理由として
「思い出が詰まっている」
ということも影響しているのです。
私も、まだお金が無い時代に無理して7万円のレザージャケットを買ったのを覚えています。
指にミンクオイルを付けて定期的に塗り込むことで、どんどん良い感じの革の見た目になっていくのを感じていました。
買ったばかりの革のジャケットはカッコ悪いので、革が早く馴染むために寝る時もジャケットを着て寝る人もいます。
自分で育てた革のジャケットを20歳ほどの女の子の店員に、買った年だけで判断して値段を付けられるのは、さすがにキツかったです。
そういう思い出が詰まったモノを売りに出す人も多いので、買取価格の安さに愕然としてしまうのです…
もちろん、その女の子もそのレザージャケットの思い出など知りもしませんから、当然と言えば当然なのですが…
でも、ある会社はそこに目を付けて、思い出も査定価格に含まれるようにできるサービスを考えているそうです。
例えば、東大に入った学生が受験勉強で使っていたペンなど。
ただのペンですが、東大に合格したという付加価値を付けて高く売るということを考えているそうです。
商品説明にそう書いてあった場合、目を引く人も多いでしょう。
同じように東大を目指している学生なら、買いたくなるでしょう。
でも、適当に思い出話を作って売る人も想定して、ちゃんと東大に合格したのか?など確認はするそうですが…
そういう思いでも含めて査定してくれるサービスがあれば面白いでしょう。
私が定期的に手でオイルを塗ったレザージャケットも、革が好きな人には高く売れるはずです…
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