白線が向かう先
2024年の7/3-4に行われたひなた坂46 LIVEと高本彩花さん卒業セレモニーの感想です。
心に残るライブでした。
1. まえがき
ひなた坂ライブ最高の空間だった。
自分への礎としてここに感想を置いておくので読んでいる方は一緒に思い出していてくれたら嬉しい。
(書き方のルールがよく分からないのでいろいろ見逃してください)
2. 未来への可能性を創り出したライブ
今回のライブについて話すにあたって
「日向坂46の活動のみでは通ることがなかったルートをひなた坂メンバーが開拓し日向坂が踏み出したライブ」と語りたい。ライブ自体が1つのターニングポイントであり、また同時に無数の分岐を創り出したイメージ。
近年の日向坂ライブでは主軸となる曲が固まってきている感覚があった。ドレミソラシド、キツネ、キュン、君しか勝たんなどは主戦場ともいえるひな誕祭では鉄板の曲である。"日向坂らしい曲"がライブを形作っているとも言える。
こういった定番曲が今回はほとんど披露されなかった。さっきまで気づかなかったけど上で出したやつ一個もやってないな。改めて考えるとすごい。「日向坂46はこれだけじゃない」というライブに対する再解釈と再定義である。
日向坂が選択と集中によって創り出した空色のキャンバスを、ひなた坂を通じてもう一度見つめ直すことで新たな虹色のパレットを持ち直したと言ってもいい。
見えにくくなっていた大切なものを思い出し手にしたことで日向坂が起こしうる事象は再び予想という枠から外れその姿に我々は胸を高まらせるのだ。
3. メンバーを通じて見たもの
日向坂を1人の人間に例えるならば
一期生は骨 立つための支えであり軸となる骨
二期生は顔 心を伝える表現者
三期生は肉 前へ進むための原動力
四期生は血 受け継いだ意志で風を吹き込む
1人ずつ書きたいけど期別として収めることにします。
【一期生】
愛をもって愛を支える人。痛みを感じる誰かのそばに寄り添う人。あやちゃんもまなふぃもパフォーマンスで人を引っ張るタイプではないけれど、日向坂が大好きだからこそひなた坂とそのメンバーのことを誰よりも愛していると思う。その想いがみんなを支えているように見えた。その分いっぱい愛されている人たち。イッキさんの絆は永遠。
【二期生】
誰かのために想いを表したり逆に隠すことができる人。ひよたんはきっと大スターとして生まれてきてくれたから私はキラキラ輝いているひよたんしか見たことがない。そりゃ知ってるよ、知ってる上で見たことがないって言ってるんだよ。今回は実力を遺憾なく発揮して濱岸ひよりここにあり!といった堂々とした姿だった。歌がうますぎる。笑顔が可愛すぎる。ひなた坂ライブを原点と言ってくれてありがとう。ここに居てくれてありがとう。
【三期生】
アイドルとして日向坂46として常に想いを抱き前に進む人。誰よりも汗をかき、努力が実力になる人。
未来虹ちゃんは本当にすごい。あやちゃんも言ってた。熱意を歌声とパフォーマンスと愛嬌に乗せて魅了させまくる。まりぃちゃんはライブで惜しみなく100%をこちらに向けてくれていつもキラキラ輝いてる。舞台を経験した頃から表現がどんどん豊かになっていくからいつも目が離せない。はるよちゃんはファンに動くエネルギーをくれる。煽りは信頼だし、コロコロ動く表情は細かいところまで心を惹きつける。
三期生なら絶対大丈夫だよ。大好きだぜ。
【四期生】
こにたまりおみつりなきらり
可能性の塊であり挑戦者。「日向坂になる」ということを、最強の今を引き継ぐということから自分自身が日向坂として道を拓くという意味に変えた人。ひなた坂ライブではセンター曲に加えてユニット曲で各々の強みを発揮していた。
四期生がいなくても日向坂は続いていただろうけど今の日向坂が前を向いているのは間違いなく四期生のおかげ。
4. 曲ごとの感想
語彙力低めの箇条書き。全曲披露順に書いた。
長いので読み飛ばしてもいい。
・ってか
開幕てかもとさん可愛すぎる最高
・ソンナコトナイヨ/one choice
はるよ序盤からウィンク煽り大盤振る舞いで超楽しい
・みっちゃん in my way !? セリフパート声出たわ
・MCであやちゃんからファンサ貰った。人生初めて立った最前列で目があった。嬉しくてめちゃくちゃ手を振ったら反応していっしょにぶんぶん振ってくれた。嬉しかった。推しの輝きによって人生が最も輝いた瞬間だった。
・ポップコーン 三期曲やっぱ楽しすぎる
まりぃが「そんな瞳で」をやってた
ぱるは身長と同じくらい飛んでた
・セカサン りおが太陽
フラッグも笑顔も完璧で太陽
・どどど 見たか?これぞまなふぃよ
あやちゃん可愛すぎてノーベル賞
・ゴーフル
きらりんとずっとタオル振ってた
楽しすぎる さすが三期曲
・ハロカボ
ひな誕祭「さすがにリクエストでもハロカボはやらないかな〜」
→ひなた坂ライブでやります。小西最強
・夏色のミュール
たまにゃんがここにいるのピッタリすぎる
・キレイになりたい
りなし人生何回目だよショートめちゃ似合うね
・割れないシャボン玉
ひな誕祭「さすがにリクエストでもシャボン玉はやらないかな〜」
→ひなた坂ライブでやります。みっちゃん似合ってて息苦〜〜るしいよ
・小説
三期生の歴史と絆と想い。2人の目があった時にだけ笑顔になるの時間が止まったかと思った。
・男友達だから
泣いた。1番泣いた。
言葉がうまく出ない。
それでも構わない、あやひよだから。
・わずかな光
1人でまっすぐ立ち 振りも演出もないフルのソロ歌唱。未来虹ちゃんの想いと強さが伝わってきてその場を全て優しく支配していた。(アラステの時からさらに綺麗になったね。すごいよ。)
・My fans
りなし人生何回目だよショートめちゃ似合うね
・アディショナルタイム/Dash&Rush
全力で走る姿が1番似合うまりぃ。ずっと100%でほんと大好き。どんどん強くなるねあなたは。
・愛はこっちのものだ
エビバデッ!!! ←楽しすぎる
・恋した魚は空を飛ぶ
終盤に激しい曲だけど疲れを見せるどころか全員にそれぞれ鬼気迫るものがあった。コニさんアツい。
・錆びつかない剣を持て!
未来虹ちゃんが剣さばきをマイクに持ち替えるところからスタート。みんな大好きな手の甲で剣を拭うシーンは圧巻。
曲自体に歌詞と曲調に呑まれそうという印象があったが、センターで未来虹ちゃんが笑顔を見せるなどこの曲を見事に乗りこなしている感じがあり実力の高さを感じた。コールも楽しくメンバーそれぞれがよく見えるいい曲になった。
あやちゃんがいないダブルアンコールで泣きそうになったけどそれでもひなた坂が続くって確信になった。
・ハッピーオーラ
これがあればいつでも日向坂に帰って来られる。原点にして基準点となる光の歌。
・知らないうちに愛されていた
空間がありがとうで満たされた瞬間。到達点にして基準点となるもうひとつの光の歌。
5. 最後に
ひなた坂は選抜に対するアンチテーゼではない。
むしろ同じ方向を向くものだった。
これは今回のライブで私が良かったなと思うポイントの1つである。
ひなた坂はシングル表題曲に参加していないメンバーからなる集団であるため、ライブでは少なからず選抜組との対比関係が組み込まれるものと思っていた。しかしライブ中に反骨精神などを感じさせるシーンは全くなかった。
それぞれが輝きを放ちファンがそれに呼応する、そのやり取りのみである。
「これがひなた坂46だ!!!」
「私を見ろ!!!」と言わんばかりの熱量はぶつかることなく高まり続ける。自分の仲間の輝きもまた誇示するほどの勢いで非常に潔い姿だった。
あの時間、私の頭の中には本当にひなた坂しかいなかった。文字通り熱中していた。最高だった。
6. 高本彩花卒業セレモニー
ピンクのドレスが本当に綺麗で最高のプリンセスだった。登場した瞬間に全ての光景が高本彩花さんになった。涙と嗚咽の中で聴いた、お手紙での挨拶は想い出と感謝が丁寧に述べられており美しい記憶が美しいままに綴じられた。ファンへの愛。メンバーへの愛。スタッフ等関係者への愛。
愛が溢れていた。
おいで夏の境界線
あやちゃんが好きだと言っていた曲。「もう来年は卒業だから」「そう絶対に」ドレスを着てこれを歌う姿を見るなんて想像もしていなかった。夏の日差しの下で笑顔のまま去っていくあやちゃんの姿が投影されているようで眩しかった。
Footsteps
「聴こえるかい?」という歌い出しから泣き出してしまった。全編通してこちらに語りかけてくる歌詞が全てあやちゃんからのメッセージに重なって思えてしまった。日向坂46からアイドル高本彩花はいなくなってしまうけれど孤独じゃないよ って。
記憶の中に残る想い出を爪弾けば、心にポッカリ空いている穴はきっとあやちゃんにもらった宝物で満たされている。そんな気がした。
永遠の白線
オリジナルメンバーの卒業によって白線が「近づいてくるゴールライン」になっていたけれど、自身の力で全員でやることで改めて「ここからずっと続くスタートライン」にした高本彩花さんのまっすぐな優しさが大好きです。長い白線とっても素敵な光景だったね。これが日向坂46の現在であり過去であり、未来。
JOYFUL LOVE
笑顔と愛であふれた人。
眩しい笑顔に何度も救われた。
絶対に幸せになってほしい。
我々も絶対に幸せにならなきゃいけない。
あやちゃんのくれた愛と時間が俺の中で1つの色として永遠に輝き続けると信じています。めっちゃ楽しかったです。ずっとずっと大好きです。
9. 付録 ツイートまとめ
(最後にお気持ち溢れる自分のツイートをまとめるとかいう恥の上塗りをしています。あまり見ないでやってください。)
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