ハンドボール「パリサンジェルマンVSジークスター東京」を観戦
2024年8月20日火曜日に代々木第一体育館で開催されたのがフランスのハンドボールチーム「パリサンジェルマン」を招き、日本代表と対戦する前日にジークスター東京との親善試合があった。
自らも、たった1年ではあるがハンドボールをやっていたこともあり、ハンドボールは以前から非情に興味のある競技であった。
この観戦を通して、驚いたのが、試合会場の豪華なことと、運営側の盛り上げていこうという気持ちが感じ取れるほどのイベントなどの同時開催だ。
日本のハンドボール界の最高峰が集まるリーグを「リーグH」という名称に変更してからまだ間もないと言うこともあるが、
なんとかハンドボールをビジネス化していこうと気持ちもあるのだろう。
あくまでも好みではあるが、近距離での心理戦やスピード感、選手同士の衝撃など見応えもあり、最後の最後まで目が離せない点数の取り合いは疲れてしまうほどに興奮した。
残念なのは、キーパーが試合中に攻撃人数を増やすためにベンチに戻り、腰をかけてしまうことだけが気になってしまった。
キーパーがいないことでゴールがガラ空きになり、失点に繋がる場面が数回ほど見てとれた。
これが今のハンドボールの戦法なのかもしれないが、やはりつまらない失点を防ぐためにも、キーパーはゴールに定着させ、攻撃には、もっとバリエーションを持たせるべきではないかと素人的に感じてしまった。
ハンドボールはまだまだマイナーな競技ではあるが、見た人たちを興奮させる競技であることは間違いない。
また既にやっている試合前にスクリーン上でルール説明が、もっと可愛く、更にわかりやすくすることで、今以上に注目度が出るのではないだろうか。
そして当日試合終了後にレミたんこと、土井レミイ杏利選手の引退セレモニーが同時に開催された。
レミたんといえばハンドボールを知らない人でもYouTubeで見たことがある人もいるかもしれない。
私自体もレミたんのことはYouTubeを通して知ったひとりだ。
自分の本業である競技以外から自分自身を商品にしてハンドボールにも興味を持っていただくことは本当に素晴らしいことだ。
またレミたんに関しては語学も堪能で、もしかするとトライリンガルなのかもしれない。
語学は本当に大切で選手として更なる高みに持っていくだけでなく、現役生活を長く保ち、心ゆくまで競技に対して、種火までも燃焼して焼き尽くしことができ、思い残すことなく、セカンドキャリアに向かうことができる。
また、思い残すことなく、情熱を持って心と身体を燃焼させた人材は、衰退化する日本のビジネスに置いても財産なるに違いない。
今のプロスポーツ選手は語学はもちろん、競技以外のことも勉強していくことが重要である。
レミたんを見てもそれを感じ取れる。