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負け続けているからこそ、得られるものがある
昨年、プロ野球、埼玉西武ライオンズの連敗が続く中、試合観戦に行ってきました。
ベルーナドームでは毎回選手との距離が最も近い席から観戦することが多いのですが、連敗が続くことで負け癖がついてしまったことが体感して見ることができる。
そんな中で、負け試合が続くチームには野、サッカー、ラグビーに限らず共通点はさまざまな箇所で見ることができる。
例えば、プレイ後のベンチに戻る際の足取りはとても重く遅いベンチに戻っても何をするわけでもなく、口を開けて髪をボサボサにするなど、自分へのやるせない気持ちなのかゲームへの注目度がない誰とも目を合わすこともない、目を合わせばヘラヘラしている場合が多く、選手自体の目に力を感じない、ヘラヘラするのと場を和ますのは違うし、それを貴方がやるべきではない。
そして全てにこれが一番だが、何においても「雑」である。
ウォーミングアップ、試合中の行動、ベンチの中での過ごし方、全てにおいて「雑」なのです
雑な行動をする人は、何をしても上手くいきません。
これは一般的な仕事をしている人にも共通して言えることです。
デスクが汚い人、鞄を振り回すように持つ人、人によくぶつかっても気づかない人、ミスを分析しない人など、自分自身を見つめ直す姿勢や周りへの目配り、気配りができない人は何をしても、上手くはいかない。
たとえ同じ失敗を繰り返したとしても失敗を改善する姿勢を持ち続けることが、成功へと繋がるのだ。
野球に戻って言えば、優秀なバッターであっても打率は3割程度10割から見れば3割は半分にも満たない小さな結果だ
しかしその小さな結果を残すために多くのミスから学ぶことが結果を残すために重要ではないだろうか。
成功の中にも失敗はあり、失敗の中には多くの失敗が存在する。
失敗から学べることはたくさんあるのだ
自分自身が教科書なのです。
自分自身に何が欠如していたのか、どうあるべきだったのか学習することが大切だ。
それは早ければ早いほどいい。
またファンにも共通点がある。
それは「チームの勝利を信じていない」ということだ。
また「信じてはいるが、どこかで今日もどうせ」という気持ちがあるのだ。
しかしそれは、チームの負け方に原因がある
「これだけ熱のあるプレイをしてもダメなのか」、「次こそは勝ってほしい、勝たせたい」
そう感じる試合ができていないから起きることなのだ。
プロの試合は本気のエンターテイメントなのだ
「泥臭い本気のプレイ」、「流石プロ」そう思わせるものが見たいのだ。
だからこそ、アマチュアのようなミスは許されないし、場合によってはヤジも許していかなくてはならない。
昨今、ヤジはダメという風潮があるが、それは言葉遣いや否定する物の言い方、攻撃的な言い方、行動がダメなのだ。
「もっと魂を見せてくれ」、「期待を裏切らないでくれ」愛情を持った物言いならいいのだ
節度を持ったヤジならどんどん言うべきだ
そういったヤジであっても潰れてしまう選手はどこに行っても成功はしない。
なぜなら野球が仕事なのだから、それで満足させられないのであれば需要と供給は成り立たない。
プロ選手はそうしたファンやスポンサーからお金を貰って野球ができていることを今一度考えるべきだ。
ヤジを真摯に受け止め、失敗から学ぶべきことを探すこと、これは今、負け続けているチームだからこそできることでもあり、強いチームに繋がる光になるはずだ。
冒頭にもあった埼玉西武ライオンズは昨日までのベルーナドームでのオリックス3連戦、ほんの少しだが明るい兆しが見えてきたようにも見えるが、、、
もっと感動させてほしい。
#スポーツ
#プロスポーツ
#失敗から学べること