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アクセサリーへの解像度が上がった日


今年の春に髪型をショートマッシュにしてから、耳がさみしいと思うようになった。
30代の最初までは自傷気味にピアスを沢山つけていたけど、それも時と共に全て外した。
外した時は無くていいや、と思って決めた。
耳たぶのピアスホールは健在だが、全て外してから何もつけていない耳にずっと違和感は無かった。

でも、ショートマッシュにしてから心境の変化があったのだ。
理由は、髪型に妥協や糖衣を求めなくなったからだと思ってる。
人の評価は関係なく、ショートマッシュにしている自分が好きで、この髪型にしていた時が一番鏡を見るのが嬉しかった。

とはいえ、耳を飾れるならなんでもいい訳ではなくて、「華奢で小さな石がついたさりげないピアスがほしいなぁ」なんて思いつつ、たまにアクセサリーショップを覗いたりオンラインショップを眺めてみたけれど、なかなかピンとくるものは見つからなかった。

そんな折、自問自答ガールズが愛用しているpatterieさんがオンラインショップを再開しているというお知らせを見た。

あのね、ふりふりのイヤカフが、ずーっと気になっていたんです。
あ、PIXIEっていうシリーズなんですね。
妖精さんですか。
ドラガン・ストイコビッチの愛称と一緒ですね(サッカー好きにしかわからない)。

へえ。シングルとダブルがあるんだ。
えっ、ダブルの2カラー、とても好み!好き!!

とワクワクしながら選んだのが写真の2つ。
シーウィードは一目惚れ。
バイオレットは悩みに悩んで、色の組み合わせが好きだったので。

いらっしゃいませ。どうぞよろしくね。

綺麗だなぁ。素敵だなぁ。かわいいなぁ。
かわいいイヤカフをつけて、早速外出したけど落ち着かなくて、下記のような呟きがでる。

ふふふ、動揺してますなぁ。
「かわいい」を身につけることに、まだ抵抗というか違和感がある。
自分には「かわいい」というワードは合わないとずっと思っていた。

でも、先月あすみさんのお話会を受けて、世の中一般的な「かわいい」じゃなくて、自分が感じる「かわいい」を許していいんじゃないか、って少し思えるようになった。


だからさぁ、好きなもの、自分がかわいいと思うものを身につけたっていいじゃん。
と心の中のギャル(この表現もまた、あすみさんに教わった)が、そう言って喜んでる。

さて、この日の外出は、目的のひとつにアクセサリーのポップアップを見に行きたいというのがあった。
そのきっかけをくれたのが、yenさんのポスト。

「in or U」

「平和と公正をすべての人に」
デザインもですが、コンセプトがいいなって思った。
世界平和が夢の私には、グッとくる。

ポップアップをみて、最初に選んだものは、清楚な色味のピアスだった。
好きな色だったけど、鏡で見てみると、しっくりこない。
同じデザインで、黄色と紫という組み合わせを手に取って。鏡で見てみると「あ、コレだ!」とハッキリわかった。
アクセサリーは盛った方がいいらしい、私の場合は。
とわかってしまった。

あぁ、いいねぇ(自画自賛)。
ピアス、君の名前は「魔除け」だよ。
これをつけて、魔除けのダンスを踊る人が想像できたよ。

ちなみに公私ともに支えてくれる相棒リュックと一緒です。
この日のぬけがら。五条先生をそえて。


5月にmmmjewelryさんのアメジストがついたツイストリングに運命を感じて購入して。
いまや、すっかり、休日の相棒として左手中指に馴染んでいる。
愛着も湧いてきた。
美しい紫。
そう、私、紫が好きでした。
その気持ちを思い出すきっかけになったのが、mmmjewelryさんのこのリング。

今回、patterieさんとin or Uのアクセサリを購入してみて、自分の中でアクセサリーに対する解像度があがった。
指も耳も盛りたい。派手にしたい。

実はウィッシュリストに書いていた欲しいアクセサリーは「華奢なピンキーリング」とか「小さな石がついたさりげないピアス」だった。

しかし、抜け殻を見て「そのチョイス、守りに入ってない?」って感じたんですよ。
私に似合うもの、つけて気分があがるものを結果として選んでいる事が、事実で本心だ。
華奢でさりげないものよりも、存在感があって盛った方が、きっと「私らしい」。
「私らしい」とは、昔からの派手なものが好きな自分。

「華奢でさりげない」は、「外見が目立つ事をあまり良しとしない会社に勤めている出世願望をもつ私がつけるなら」という条件付きの、ある意味糖衣アクセサリー。
糖衣といえば、あきやさんのこのnoteが有名ですね。

仕事のコンセプトを「出世」とあきやさんに定めてもらったけど、自分で選び纏っている糖衣が厚すぎて、窮屈さを感じはじめているような気がする。
そこにひとさじのスパイスというか自分の好みを反映させたくなってきた。
はみ出さない程度に。


あきやさんがいう「アクセサリーはアイデンティティ」として考えるなら、華奢な中にもパンチが欲しい。
「私」を表現したい!!!


と、思う気持ちが湧いてきた三連休の最終日でした。

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