⑦final
投稿から時が経ちすぎた。
私の貴重な性ある体験を大切に書きあげようと、溜めに溜めた結果
記憶があまり残っていない。
自らの性のフィニッシュを本当に大切に
書きたくて毎日思考だけは巡らせていたが
ハプニングなど相次いで
記憶が遠ざかってしまった。
覚えてる事だけでも記録に残したいと思い
ここに記す。
たしか
前哨戦で好戦のあまり盛大に果てた後に
タチ子さんが我の体力を心配され
水分摂取を促された。
気遣いに感動した。水は美味かった。
その後はベッドでくつろいで
ゆっくりした。
ゆっくり過ごしたので乱れた呼吸も
回復した後に後半戦が始まった。
ペース配分が見事である。
何やら側臥位にて我は股を開いておった。
慣れない体位であったが
ピンポイントで良い所に当たっていた。
臀部が攣りそうになったが
快感が優った。
後半戦だというのに己の股間は
しっかり元気に回復して見事なお湿りであった。
卑猥な音が部屋に響いて
タチ子さんがまた意地悪そうに
「すごい濡れてるね」と仰った。
使用する事もなかった自らの股間が
元気すぎて嬉しいやら切ないやらである。
やはりプロってすごいなー
っと思った折に果てた。
気持ちよかった。
事後に湧いてきたのは心地よい眠気と
自然に感じる空腹感と
久しぶりに、女性として扱って貰えた安堵感であった。
ずっと足りていなかったものが1日で満たされた。実に健康的ではないか。
空腹になり食事を楽しみたいと思い、
気分良く眠れそうなんて幸せである。
タチ子さんに感謝の気持ちをしっかり伝えたかったが感激に浸っていたので
たいして気の効いた事も言えずに退室した。
タチ子さんが駅の近くまで
手を繋いで送って下さった。
女性同士で手を繋いでたのが
目に余る行為だったのが知らないが
輩に「女同士でそんな事して良いのか!」と
怒鳴られた。
しかし歌舞伎町でラブホテルから出た際に
変な輩に怒鳴られたのは今回で2回目だったので、
気にしなかった。
駅の近くまで送って下さりハグをして別れ
空腹の腹をかかえ、私は思い出横丁で1人祝杯をあげ、貴重な性ある1日を締めた。