見出し画像

綺麗な月夜のお晩です


こんばんは・°

九月に
入りまして早、中旬。
なれど まだまだ お暑いですね。

今夜noteへ綴ります章は、
書き下ろしではありません。

ですので
気候や月の描写が
現在とは違っていること、
どうか ご了承 くださいませ。

そろそろ
中秋の名月という
季節にも掛けております ∪ ◡ ∪ . .・

一編の日記的
アンソロジーとして
お読みいただけましたなら、

幸いです. .。+ °


. ・ ° ・ 。. ・ ° ・ 。. ・ ° ・ 。


暮らしやすく、なりました。



気温も日毎に秋へと深まり、
情緒もしずと...
音無しく。



ひそり.....おだやか。そういうこの頃。



( ^o^ )「  阿世さん阿世さん。」






( ∂ . ∂ )
「  ん? 」







(  ^o^)
「  ほら、見てみてください。
     今夜は月が綺麗だよ。」






だーたんと
お買い物がてらのお散歩は、
夜道の先まで伸びていそうな遥けし夜空まで。






(  ‘ - ‘ )^_^)/





「「 ………。」」





月を示す たったの 指一本に、
目線を釣りあげられて
顔を上げると...



し ん し ら し ん し ら



磨きこまれた白い皿...
そのように光る
お月さん。



((  透けそう 、、、お皿。))



風に流れて
よぎってゆく
濃ねず色した薄雲は...
ときたま月に掛かって翳ると、
痛ましいやうな清らさで涼やかに空を覆った。



... ... ... 。



その
コントラストが、
妙に透明感を醸すのでした。



  ∂ _ ∂ )^_^)/
「「  ………。」」



知ってるのかな 、
夏目漱石の...とある訳語だと。
きっとわたしの深読みだとしても...



I love you



と、
告げられた気分。
月が綺麗.....な...だけ..。



ただただ、
月が綺麗なだけ。
なのは...わかっていますけれど..,



I love you



と、
告げられた気分。
あなたって...あたしには...



*・_・)^_^)/
「「………。」」



お不動様か仁王様。
お山のやうに度肝が据わっていながら、
厳しくするときには目の奥で泣くのだという。



ニカーッ!



と笑えば、
太陽みたいで...そのお顔。
初秋の夜に隣で照ってる太陽さん。



太陽さんの、ねぇ...あなた。



あなたが
差し示してくれた夜空には、
まだも皓々お皿のお月さんが光ってる。



指さきっちょに
乗っかるようなの白いお皿が、
恬とお澄ましバランスとっていましてよ。



((   ...きれい。パアル玉にも似てる...。))






(   * ॑꒳ ॑ )
「  … ... ...。ほんと、」







(  ^_^)/
「  ん? 」







( * ᴗ ̫ ᴗ )
「  ほんと...きれいな月夜のお晩だね。」







「  あぁ。美しいよ。」






(  ^-^)^_^)





こまかなガラスの粒が
アスファルトに均されて、
路面に数えきれない星屑変幻しているわ。



キララ舗装の地べた



そこに。
長く...ながく...長ぁく、
間伸びして映る二人の影よ。



月の光りと
道々たたずむ
街路灯が光源になって。



歩くたんびに
影絵は タテ ヨコ ナナメ と向きを
変えがえて...身体にぴったり...



くるり、
くるくる、
くっついてくる。



2人3脚4本足が軸なのよ



ふたりの周りを
ふたりの影身も回るわ、
ふたりの心も踊っているようね。



このまま


長く、
長ぁく末長く、
ワルツを踊っていましょう一緒にね。



綺麗な月夜の...どうかどうか...永遠に。

和紙と押し花で創作された切り紙アート・°


photo & written by...十阿弥 阿世