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架空コント(ハリセンボン)

女店員をハリセンボンはるか
おばさんをハリセンボン春菜
と仮定して、架空コント書きました。
※いつか、コントやりたいな…

〜ある夏の朝、とあるカフェ〜

カランコロン(入店のベル)

女店員「いらっしゃいませ」

おばさん「は〜!!!暑い暑い!
朝からなんで、こんな暑いのよ!ここ来るまでで、もう汗かいちゃったわ!!
もー、せっかくの高級ブランドのシャツが汗びたし!高級ブランドのシャツが!!!

ここも、もうちょっとクーラー効かせなさいよ!!
ったく!」

ガタンッ(椅子に座る音)

おばさん「ちょっと!ちょっと店員さん!突っ立ってないで、いつものヤツ!早く持ってきて!」

女店員「か、かしこまりました!
少しお待ち下さい!」

おばさん「ったく!毎日来てやってるんだから、
私の顔見たら、すぐ用意しろっての!!

は~それにしても暑い暑い!

ここのカフェ、食事は微妙だけど、
雰囲気はいいのよねぇ~
雰囲気は!!!

あっ、きたきた」

女店員「お待たせしました!
生ビールと、白子ポン酢です!」

おばさん「生ビールと白子ポン酢?!
なんでぇ〜?!?!
ここ、カフェだよね〜?!
しかも朝〜〜〜!!!
あんた頭おかしいんじゃないの?!」

女店員「も、申し訳ございません!
朝帰りの中年小太りサラリーマンかと思って…」

おばさん「誰が朝帰りの中年小太りサラリーマンよ!!
失っ礼ね!!
何この子っ!
この、どこ見たら中年小太りサラリーマンって思うのよ!
見たら分かるでしょ!この高級ブランドのシャツに、バッグ、それにこのダ・イ・ヤ!
自分で言うのもなんだけど、マダムなのよ!
マダム!!」

女店員「ダム建設ご苦労さまです!」

おばさん「ダム建設してない〜〜!!
現場の所長じゃないの〜〜!!
施工管理してないから〜〜!!!
ヘルメットしてないよね〜?!?!

マ・ダ・ム!!マダムって言ったの!!!

ったく…なによこの子!!

いつものヤツって言ったら、
シュガートーストとアイスコーヒーでしょう?!
何してんの!!早く持ってきて!!」

女店員「か、かしこまりました!」

ドタドタ(厨房に戻る音)

おばさん「ったく、どーなってんのよ!
びっくりしたわ!
もー、ただでさえ暑いんだから
イライラさせないでよ!

はぁ……
あ、そうそう今週末は、私の推しの韓国アイドルの
コンサートだ!!!
会場で目が合っちゃったりして!!
付き合ったり、ねっ、、、
うふふふふふふふふふ、うふふ」

女店員「救急車呼びますか?」

おばさん「やめて〜???
笑ってるだけ〜〜!!痙攣してないから〜〜!!

あとね、あんた来てたんなら何か言いなさいよ!
びつくりするわ!!」

女店員「申し訳ございません!
お待たせいたしました!こちら、シュガートーストとアイスコーヒーになります!」

ドンッ!(テーブルに置く音)

おばさん「……なんで、アイスコーヒーが
ピッチャーで来んのよ!!」

女店員「飲〜んで、飲んで飲んで!
飲〜んで、飲んで飲んで!
天使の歌声、聞かせて欲しい!!」

おばさん「グビグビグビッ!!
I dreamed a dream
In time go by〜〜〜〜!!!!!!


スーザン・ボイルじゃねぇわ!!

なによこいつ〜っ!!
バカにすんのもいい加減にしなさいよ!!!
普通のグラスよ!!!
グラス!!」

女店員「し、失礼しました!」

女店員「あ、お客様…」

おばさん「何よ?!」

女店員「アイスコーヒーには、お砂糖とミルクお付けいたしますか?」

おばさん「ったく!あんたねぇ!私毎日注文してるでしょう?!覚えてないの?!

ったく、お砂糖だけでいいわよ!」

女店員「かしこまりました!
あ、あと、シュガートーストに
私の歯型はつけますか?」

おばさん「やめてぇ〜〜?!?!
なんで、歯型つけるの〜〜?!
気持ち悪い〜〜?!
普通にしてぇ〜?!?!
何もしないでぇ〜?!?!」

女店員「かしこまりました!」

ドタドタ(厨房に戻る音)

おばさん「やばいわ、この店……
どーなってんのよ!!
もー、朝から一日が台無しよ!!」

女店員「お待たせいたしました!当店オリジナルブレンドのアイスコーヒーになります!」

おばさん「そうそうこれよ!これこれ!
どんだけ待たせるのよ!」

カチャカチャ(食器をテーブルに置く音)

女店員「失礼します!」

おばさん「は〜!やっと来たわ!
も〜、どんだけ待たせるのよ!!」

ズズッ(アイスコーヒーを飲む音)

おばさん「ふーっ!!暑い夏にはやっぱり、
アイスコーヒーね!!

あ、そうだ、使ってる豆の種類でも
当てちゃおうかしら♪

ちょっと!ちょっと店員さん!」

女店員「はい!」

おばさん「この、アイスコーヒー
何の豆使ってるか、当ててあげましょうか?」

女店員「え、お客さん詳しいんですか!
お願いします!」

おばさん「ん〜そうね、
この深みは、エクアドル産でしょ?」

女店員「あ、違います」

おばさん「あっ、あっ…そうなの。
じゃ、じゃあ、グアテマラ産ね!」

女店員「違います!」

おばさん「ち、違う!?じゃあどこの豆よ!」

女店員「少しお待ちください…
Hey Siri このアイスコーヒーの豆はどこ産?」

おばさん「それで分かるわけ無いよねぇ〜?!
あんた、覚えてないの?!?!
もういい!もういいわ!お会計にしてちょうだい!!」

女店員「かしこまりました!こちらにどうぞ!
はい、では、生ビール、白子ポン酢、シュガートースト、ピッチャーでアイスコーヒー、アイスコーヒー1杯で合計、3,700円になります!」

おばさん「おかしなの入ってるよ〜〜〜〜?!?!
生ビールと白子ポン酢入れないで〜?!あんたが勝手に出したんだよね〜?!
ピッチャーのアイスコーヒーも飲んでないわよ!
シュガートーストとアイスコーヒーだけよ!!
何言ってんの!!!」

女店員「失礼しました!シュガートーストとアイスコーヒーで、1,100円になります。
お支払いは、現金ですか?
それとも、クッキーですか?」

おばさん「ステラおばさんじゃねぇーよ!!
クッキーでなんか支払うわけないでしょ!
ったく…最後までバカにしてるわねこの店

支払いはぁっ、マダムだから、ゴールドカード!!
ゴールドのカードよ!!!」

女店員「かしこまりました!ボーナス払いですか?」

おばさん「誰がカフェの会計、ボーナス払いで払うのよ!!!一括よ!!!
ったく、どこまで、おかしいのよこの店!

あ、そうそう、このスタンプカードに
スタンプつけてよ」

女店員「かしこまりました!」

カチャッ(スタンプを押す音)

女店員「あ、お客様!こちら、スタンプが全て集まりましたので、こちらの券をプレゼントいたします!」

おばさん「え、なになに?!」

女店員「モーニングの白子ポン酢無料券です!」

おばさん「うん、もうこねぇ〜わ!!」

(終)


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