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福島・受験生死亡事故

こんにちは!

1月に福島県郡山市のJR郡山駅前で、悲惨な交通事故がありました。
酒気を帯びて運転をしていた会社員が、青信号で横断歩道を渡っていた予備校生の女性(19)を撥ねて死亡させました。

被疑者は、池田怜平(りょうへい)容疑者(34)で、深夜まで飲酒した後、早朝に車を運転して出かけたことで発生した事故です。

捜査関係者によると、同容疑者は県警の調べに「急いでいた」などと話し、故意に信号無視をしたことを認めていたと供述しています。
事故当時、同容疑者からは基準値を超えたアルコールが検出され前夜に少なくとも6時間にわたって飲酒し、車で帰宅途中に事故を起こしていたといわれています。

本件は、現行犯逮捕された過失運転致傷容疑で送致されましたが、県警は、防犯カメラの解析などから、現場を含めて3カ所で赤信号を無視した可能性が高いことを把握しました。

悪質性が高いと評価して、福島地検郡山支部は12日、より危険性が高い自動車運転処罰法違反の罪について危険運転致死傷として起訴しました。

通常は、逮捕事実以上の罪状で起訴されるということは稀です。
昨今の飲酒事故の増加には憂いがあります。

罪名変更に「当然」の声が あがり「社会に警鐘を」との声が届いたようで、 検察もこうした事情を検討し、同容疑者に危険運転の罪を問えると判断したとみられます。

今も現場近くでは、入試当日に亡くなった女性を悼んで花束や菓子、飲み物を供える人が絶えません。
市は、通行に支障が出ないよう7日に物品を置くスペースを設けたが、すぐにいっぱいになりました。

心からご冥福をお祈りいたします。

お付き合いいただきありがとうございました。

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