高い枕の功罪。
こんにちは!
先日、米作家、チャンドラーのハードボイルド小説の名作『さらば愛しき女よ』で、原書の中にこんな表現があります。
「high pillow」
高い枕ですね。
永遠の名探偵、フィリップ・マーロウを生み出した米国の小説家レイモンド・チャンドラー。
その物語は実に軽快。
軽妙な一人称で語りつつ、警察・ギャングと絡み楯突きながらも難事件を追うキャラクターは、ハードボイルド小説の代名詞でありアイコンとなりました。
有名なセリフは、以下に
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」
「タフでなければ生きていけない。優しくなれなければ、生きている資格がない」⇒野生の証明でも使われていました。
「さよならをいうのは、少しの間死ぬだけだ」
といった名言を創り出している詩人でもあります。
ちなみに、演じた俳優は数多います。
ジェームズ・ガーナー
ジェームズ・カーン
浅野忠信
リーアム・ニーソン
私は、リーアム・ニーソンがベストチョイスです。
話は、横道に逸れましたが、日本では高い枕というと、ゆったり休んでいる「殿様」などをイメージしますが、海外ではやすやすと眠りに就いている「マフィア」などの悪役のイメージが定着しているようです。
そんな、安心とは裏腹に「高い枕」は、脳卒中の一大原因であるようです。
発生要因の分別では「殿様枕症候群」(ショーグン・ピロー・シンドローム)と呼称されています。
「ショーグン」とは、当意即妙ですね。
でも、スマホをいじっている時には、ショーグン・ピローはベストポジションなのですが、故に首への圧力を高め血管を傷めてしまうらしいのです。
ショーグン(殿様)気分を続けると、通院そして病院の枕で寝ることになるかもです。
ショーグンピローの方々、適正な枕にするよう見直してください。
だっふんだっ アイーン
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