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百貨店なし県に 岐阜県が・・・


こんにちは!
みなさん、百貨店のない県は、日本にいくつあるかご存知でしょうか。
日本百貨店協会によりますと高島屋が撤退することで、全国でデパートがない都道府県は4つとなります。
既にない山形県、徳島県、島根県、そして私の岐阜県です。

1977年に岐阜県岐阜市の柳ケ瀬にオープンした「高島屋岐阜店」は、2024年7月31日に閉店しました。

柳瀬の中心街に位置して市民の憩いの場になっていましたが、名古屋駅などに買い物に行く人が増え柳ケ瀬への客足も減り、昨年でも相当の赤字が見込まれていました。

生き残り方策としてダウンサイジングを目指しても、フォーカスが絞り切れず、とうとう幕を閉じることになりました。

この高島屋についての、思い出を少し・・・

岐阜市のランドマークとして絶対的な位置づけなので、バブル期に至るまでは、若者のデートの待ち合わせ場所は、高島屋一階にある「バラの広場」というフリースペースがメッカでした。
昭和の時代には、私もここ岐阜市に住んでいたので、当然「デート」の待ち合わせ場所はここでした。
携帯もなかった時代、ドキドキ感は現代の日ではありません。
待ち合わせ時間に来ない時には、確認の連絡手段は広場の片隅にある「公衆電話」だけなのです。
しかも、何時も使っている人がいるので、不安感は否応なしに増します。
なので「ごめん 遅れた。」と謝りながら駆け寄ってくる彼女を見つけた時の安堵感も半端ないものがありました。

その彼女とは、見事にフラれた時の心の「太刀傷」という思い出しかありませんが、おっさんとなった今ではホンワカしたほろ苦い思い出です。

どうでもいい、寄り道をしてすいません。

この柳ケ瀬商店街は、美川憲一の柳瀬ブルースで一躍全国区に知名度が上がった岐阜市の中心地にあり、東が商店街。西が盛り場と、昼と夜の街が、明確に区別されている繁華街です。

美川さんの、高島屋ラスト応援コンサートです。↓



47年の歴史に幕を引くと言っても、この高島屋には、多くの方達が勤務しています。
この柳ケ瀬界隈に住んでいる彼らの今後にも大変気になります。

接客のプロという人材が揃っています。
彼らには、今後の活躍の場が訪れることを望みます。



多くの人々の思い出を作った商店街。
新しく生まれ変わる日が来ますように。


お付き合いいただきありがとうございました。

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