ドイツの作曲家カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」は、舞台形式によるカンタータです。
カンタータとは、歌の入っている器楽曲で、大衆演劇的要素を持つコミカルな内容を描いたものを世俗カンタータと言います。
この音楽の素敵な場面は、最初に運命的なティンパニの一打とともに、合唱を伴ったオーケストラが、劇画化されるようなドラマの開幕を告げます。
曲名に触れるのが全く初めての方でも、出だしの「グワワワーーーーン」のティンパニーで「あっ」と思われる方も多いのではないでしょうか。
まずは冒頭の『おお、運命の女神よ』をダイジェストで聴いてみましょう!
指揮者は、おなじみの「アンドリュー」です。