なにげに文士劇の突発サイン会に参加した話

皆様、こんばんは。
もうすぐ開催される文学フリマ大阪の出店準備していたら、思いっきりX(旧Twitter)のパスワード忘れててアカウントをロックされちゃったというマヌケなことになったので、記事を書こうと思います。

アカウント戻ったらnoteにも宣伝させていただこうと思います。

それはさておき、早速前回チラリと語った『なにげに文士劇』の突発サイン会について紹介したいと思います。

『なにげに文士劇』とは……そもそも、文士というのは、作家さんを指します。つまり、作家が舞台に立ち劇を披露するから文士劇なのです。
これが、来る2024年11月16日(土)に大阪では実に66年ぶりに文士劇が開催されるのです。
そうしたイベントの宣伝の一環として、『関西出版社合同フェア』の一角で出演する作家陣の自薦作品と駆けつけられる作家さんがサイン会を行なうということが行なわれました。
告知も数日前とかにいきなりだったので、ゲリラサイン会として紀伊國屋書店梅田本店さんがSNSや館内アナウンスで紹介していました。
ゲリラ、という語感を嫌がる方もいるっぽいので、突発サイン会、とここではあえて呼ばせてもらいます。
ちなみに、なにげに文士劇のチケットは現在完売しています。あと、数日クラウドファンディングは募集しているそうなので、来年以降も開催されることを願って興味のある方はどうぞ!

参加された先生方は、最初は蝉谷めぐ実、玉岡かおるのお二人でした。(先生方多いので敬称略とさせていただきます)
私もこの日は参加させていただきました。トップバッターということもあり、最初はお二方の知り合いや宣伝に協力しているOBOPメンバーくらいでしたが、次第に集まるお客様。
その様子にホッとしながら、ご挨拶をさせていただきました。
私自身、以前から気になっていたけれど未読の作者さんたち!とドキドキしながらサインをいただいて、恥ずかしながら写真も一緒に撮りました。
スマホからどこにも出さないけれど、思い出がカメラのフォルダに増えました。

次は直木賞作家となられた一穂ミチと文士劇実行委員もされている澤田瞳子。
一穂ミチさんは、ちょうど直木賞を取る前でお顔を拝見したことがなく、ドキドキでした。
優しい雰囲気のお顔で、顔出しNGの理由を拝見しているとしっかりとご自分の考えをお持ちの方でもあることが伺えました。
残念ながら後で予定があるということで短かったですが、貴重なタイミングでのサイン会だったと思います。
一穂ミチさんとバトンタッチのような形で澤田瞳子さんがいらっしゃいました。
澤田瞳子さんは、3度目のお会いをして自薦作品が1度目にサインをしてもらった本だったので、別の本に厚かましくお願いをしました……。
能と歴史を絡める作品が凄く好きで、また古代史も丁寧に書かれる私が見習いたい作家さんです。
いつか、榎並猿楽を小説にするんだって思っているからです。

3番目が、私がちょうど水嶋書房くずは駅店で望月麻衣、町田そのこ両先生のイベントへ行って(そして仕事をしていた)いた日だったので、不参加でした。
しかし、居られたのが黒田博行、黒川雅子ご夫妻と朝井まかてでした。
もちろん、私が地団駄を踏んだのは言うまでもないです。
黒田さんの作品は拝見したことがないので、いずれゲットしようと思いつつ、雅子さんの作品は見た事ないなぁ。って思っていたら実は、なにげに文士劇の行なう脚本が東野圭吾の『放課後』でして、このデビュー作の表紙を描かれていたのです。
あんど、朝井まかてさんが選んだ『落花狼藉』の表紙も描かれていたことにびっくりしました。
いや、めっちゃ『落花狼藉』の表紙の花魁めっちゃ綺麗なのでぜひ見てください。

4番目が湊かなえ。
この日も私は、体力めっちゃボロボロな上に、自薦作品の両方サイン本持ってたので、行くの自重していましたが、聞くところによると4時間くらい人がずっと列をなしていたらしいです……4時間、スゴすぎる。

5番目が上田秀人。
この日は仕事が終わるのがサイン会開始時間だったので間に合わず。

最後は木下昌輝。
ちょうど『愚道一休』を発刊されたあとだったので、別の機会にお会いした時に行く約束をしていたのもあり、一休さんを求めて向かいました。
私の前に並んだ方が、文学教室の生徒さん(?)らしく、Tシャツに愉快な文言をお願いされていて思わず爆笑したのが思い出されます。
木下先生とは、昨年の文学フリマでお互いよく分からんなか、本をおすすめいただき、サインをしてもらったという謎の出会いから書店員と作家としてちゃんとはじめましてをしたという意味がわから……不思議な縁がありました。

ただ、去年は帰ってから『応仁』じゃなくて『応永』の時代調べてるって伝わってなかった……と作品のあらすじを見て一人でマスク越しの滑舌とか声の小ささを反省したものです。

ちょっと駆け足、かつ敬称略な部分がありましたが、何となく賑やかで豪華なイベントがあったんだな。と伝われば幸いです。

どうか、11月16日の文士劇が成功し、またパワーアップして開催されることを願いつつ、今回もお付き合い頂きありがとうございました。

次回もまたよろしくお願いいたします。

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