隠れた名曲
意味を求めた
僕の日常を誰かが笑った
怖くなって逃げ出した現実
何かを失った
分からなくなって捨てた心
立ち止まれなくて歩いていた
分からなくなったことすら
忘れ始めてた日々で
足を止めて見えた風景
歌を書き足してみれば
輝き出した色が溢れてた
僕の日常が綺麗で
変わらぬ日々歩み続け
イマを見つめてく旅に
歌う事で確かめた足元
残る足跡が輝き
昨日を示し明日を照らす
変わらないその日が
やってたバンドの歌詞。
singって曲なんだけど
この曲があったからバンドを続けられたんだと思う。
何度もドラムが抜け
落ち込む度にこの曲を鳴らすと復活できた。
何かを創作した事がある人は分かると思うけど
本気でやるのって恥ずかしいんだよね。
自分自身に言い訳が通用しないからこそ
時間がないとか言い訳だったり言葉の掛け捨て保険を相手にかける。
メンバーの本音も千差万別。
本気でやるってまだカッコ悪いと思ってたし真面目にやってプロにでもなるの?って言われて恥ずかしがってたっけ。
この曲を15年振りに聴いたんだけど
何だか懐かしくて日記を書きたくなった。
この曲を作ったきっかけは
スマパンのTODAYのイントロが好きでそこからフレーズを引っ張ってきて
placeboのbitter endの雰囲気を意識して
コード進行は
Cadd9 D Em Bm7
誰でも弾ける簡単なフレーズで行こうって決めてここBメロ〜
ハイ。ここサビ〜
なんて言いながら作った骨格に
言葉が乗り
伝えたい事が収まらないから繰り返したり
長くしたり短くしたり
こねくり回しながら
透明だった曲に白と黒の色がついてく感じだった。
録音した記録の中に会話が入っており
歌詞がまだ付いてない部分や
順番が逆の部分や
誰も叩いてないドラムの代わりにメトロノーム代わりの打ち込みドラムが鳴りながらまだ見ぬメンバー探しからの希望の会話がとてもエモい。
完成系を知ってる15年後の自分が
悩んでる会話をコソコソ聞いていて
未来から過去を覗いてる感覚になった。
活動自体は短かったけど
音楽に正直に本気でやれた良い経験だと思う。
無色だった自分に色が入ってきた。
自分は何が好きで何が嫌いでどんな事を悩み何をしたいのかをひたすら悩んだ旅。
トータルで20曲くらいは作った。
未完成もあるしボツになったのもある。
曲を作る度に新しい発見をし、それを試し
険悪な雰囲気になりながらも作り続けた。
何であんなに情熱があったんだろ。
バンドを辞めた今は音楽も映画も聴かない。笑
……興味もない!ただミスチルは聴くかな〜
〜あれから15年くらい経つ。
全部ボーカルが作詞なんだけど
どの曲も何かしら引っ掛かる歌詞のフレーズがあったんだよな。
自分では言葉にはできないモヤモヤを代弁してくれてた。
イマを見つめてく旅に
隠れすぎた曲だし誰も知らない曲。
おれの記憶にずっと引っ掛かってる曲。
スタジオの練習の動画残ってるから
YouTubeに載せてみようかな。
15年後からこんばんわ。
追記
載せてみた。