コロナだから…は、もう終わり?
大変遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
政府が新型コロナウイルスを春頃を目処に「5類」感染症に引き下げを検討、というニュースを目にすることが多くなりました。
「5類」になることで就業制限や外出自粛がなくなったり、
屋内・屋外問わずマスクの着用が必要なくなるそう?です。
ただ急に「明日からマスクを外してもいいですよ」と言われても、
3年間当たり前にマスクをする生活が続いた今、気持ちが、そして社会がすぐに切り替わるのだろうか…とも思います。
厳しい寒さに身体が「耐えられない!」と悲鳴を上げている毎日ですが、
どんな春が待ち受けているのだろうと思うと、この冬が通り過ぎていくのを、待ち遠しいなとは単純に思えない、正直な気持ちです。
私が居宅サービス係の一員になったのは2020年4月のことでした。
それはちょうど、このコロナ禍の始まりとほぼ同時期です。
ふと、気付いたことがあります。
もしかしたら、ノーマスクの私の顔を知らない人がいるんじゃないか、と。
あの人は知らないかもしれない、あ、あの人も。
福祉の世界で働く中で「ソーシャルディスタンス」を保つことを求められる状況ほど辛く、悔しいものはないな、と思う場面は多かったです。
自宅や事業所内での支援はゴーグルと手袋着用。
府外への外出はほとんどなくなり、支援時間は短縮。
混んでいるバスを避けた結果、歩数だけがどんどん増える。
食事の時は間に透明パーテーション。
時にはヘルパーは食べずに見守りを。
私の居宅サービス係でのヘルパー人生は今のところはこれが当たり前、これが普通です。
そんな中、マスクやパーテーションで物理的な距離は保っても、
こころはいつでも寄り添える距離でいよう、
と仕事でもプライベートでも自分に言い聞かせていたはずでした。
でも正直なところ、
もし自分が感染していたら、
もしこの人が感染していたら、
という不安が頭をよぎらなかった日はなかったのかもしれません。
どんなに辛くても、悔しくても、
私から「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」の意識がなくなることはなかったです。
もし今後コロナが「5類」になったとしたら、
色んな原因を「コロナだから」でやり過ごしていた日々に終わりが来るかもしれません。
コロナだからやめておこう
コロナが終わってからにしよう
このnoteの始まりも、コロナ禍の影響でヘルパー通信が不定期発行、そして廃止になったから、と一番最初の記事の中に書いてありましたね。
春になったらすぐに、ではないかもしれません。
日本人の性格的に、慎重に慎重を重ねることになるかもしれません。
でも、その日が来るときに向けて、
長時間の外出でも疲れない体力を取り戻さないと。
府外のイベントや公共交通機関の情報にも目を向けられるようにならないと。
マスクで隠れていた部分の肌の調子を整えないと。
コロナが終わったら、と約束していたことを一つ一つ思い出さないと。
私の第二のヘルパー人生に向けて、やるべきことはたくさんです。
ヘルパーの皆様とも今後たくさんお会いできるのを楽しみにしています!
令和5年、素敵な時になりますように。
(みやもと)
■(福)西陣会 西陣会居宅サービス係
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