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急性胆嚢炎で緊急入院&手術をした時の話(救急車で搬送されました編)

2023年6月1日のことです。
正確には5月31日の22時くらいから「あれ?胃が痛いかな」と感じました。
直前にナッツ類を少し食べたので消化が悪くて胃痛が発生したのかなぁ
とその時は思っていました。
消化しちゃえば治るだろうと考えながら就寝したのですが…
痛い。
ものすごく痛い。
激痛レベルに痛い。
と、時間経過と共に痛みがランクアップしていき全く眠ることが出来なくなりました。
6月1日の出勤時間は午後からだったので、午前中に近所の内科に行ける。
朝一番で病院にいこう。
すぐに診て頂けるように先に電話しとうかな?
などと考えを巡らせていたのですが
ものすごく痛い。呼吸してても痛い。
みぞおち近辺が大激痛。
出すもの出せば少しは落ち着くかな?とトイレに行ったのですが
一向に痛みは落ち着かない。
なんか変な汗出てきたし。
猫たちは私の足元をぐるぐるしているし(心配しているというより、珍しく深夜帯に起きて動いている。遊んでくれるの?という雰囲気)。
猫の頭をよしよしと撫でつつ時計を見たら3時過ぎ。
全然痛みが落ち着かない。
夜明けまで我慢出来る自信がない。
あまりに痛くて痛み止め飲んでも吐いちゃった。
これ、ひょっとしたらヤバいやつでは?
ひょっとしたら私…死ぬかも?と一瞬脳裏をよぎりました。
意識があって会話できる状態のうちに救急車を呼ぼう!と決心しました。
(何故なら私は一人暮らしなので)

「火事ですか?救急ですか?」
とお姉さんの問いかけに順に答える間も痛みが増していきます。
というか会話している振動?で腹が痛い。
「すでにそちらに向かっているのでお待ち下さいね」
と、私を安心させてくれるような落ち着いた優しい声。
素早い手配に感謝です。
ひょっとしたら今日1日は帰ってこれないかも??
と脳裏をよぎったので猫様への食事にドライフードを多めに出して
水もたっぷりめにして取り替えておきました。
ご近所さんに早朝から騒がしくするのは申し訳ないので、救急車到着を玄関近くで待機。
数分後に救急車の到着気配を察知して家を出て、自力で救急車まで歩いていきました。
歩く…と書きましたがお腹が痛すぎて立ち上がって歩くということはできず、前かがみになって這いずるように前に進んでた、というのが近い感じです。
救急隊員さんたちがそんな感じで現れた私の姿を見て、一瞬「えっ?」という表情に。
ストレッチャーを救急車から出して頂くまでもなく(出しかけていました)、自力で辿り着きました(超顔色悪かっただろうから姿勢と歩き方を合わせると、あちら側からみたらちょっとしたホラーだったかも)。
もちろんお金と保険証など必要なものはバッグにしっかり入れて持って行きました。
最重要なアイテムはお薬手帳。私は指定難病患者で投薬内容が特殊。種類も多いからね。お薬手帳は肌身離さず持っている私の必須アイテムなのです。

今はかわいいお薬手帳が販売されていますね♪



必要な資料(保険証とお薬手帳)を救急隊員に渡すと一人は内容の確認作業に。
もう一人の方は私の症状でどんな病気かアタリを付けようとしていました。
真っ先に心電図を取られましたがそれは正常。
心臓発作は除外された模様。
「どの辺が痛いですか?」と尋ねられたり触られたり…で
「石かな?」という推測をたてたようです(大当たりでした)
その間もう一人の方が受け入れ病院を探して下さり…
数十分後に受け入れ先が決まって救急車が発進。
「少し揺れますけど、すぐに着きますから」
とのことでしたが少しなんてもんじゃない。
救急車ってめっちゃ揺れるんですよね。
その振動で腹痛が増幅されて痛い。
でも早い。有難い。
猛スピードで進んでいることがわかりました。
救急隊員さんは
「今●●の交差点を過ぎました。病院までもうすぐですよ。
 頑張ってくださいね」
って声を掛けて下さる。
本当にありがたい。
こうして早朝5時くらいに病院に運び込まれたのでした。


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