家庭でしか教えられないこと
女性がどう生きるかについて。
仕事する母って立派だけれど、威張らんでええやん…とも思う。
税金納めてるから偉いのも事実だけど、
小さな子を保育園や学童に預けてる時、産休の時…
同時に支援を受けて働けてるわけやん…
普通に考えて、0歳児だと1人先生に3人まで。先生の給料や設備代、備品代なんか考えたら、いくらいるんだろう?3人を1人の先生では見きれないから補助の先生だっている保育園も多い。
だから保育園は厳しい。
時間やら年収やら色々と聞き出して、最低限の時間しか支援はしません!!でしょ。
ただ、印象的だったのは、本来家庭で学ぶことが多い時期だからこそ、保育園は家庭で学ぶ機会を奪ってはいけないと力説してるのをみたことがある。
例えば買い物。
買い物してお迎えに行ったら怒られたりしませんでした?
買い物に一緒について行って、お金のことや、買ったものが食事になっていく過程や…それもぜーんぶ学びですと言うことです。
これを聞いて思い出したことがある。
私の家の近くには子供の養護施設があったんだけど、養護施設では18になると出て行かないといけない。大学に行くことはなく、ほとんどが就職して出ていく。
18歳になった頃、施設にいた子から電話がかかってきて、今はどこどこで働いてて…みたいなこと言ってて。
私は自分のことで一杯一杯で気が付かなかったけど、18歳で仕事始めて、本当にしんどかったんだと思う。
よく施設で育った子が、施設を出てつまづくことがあるらしい。
・お金の管理(もののおおまかな価値を知る)
・化粧
・言葉の真意(噂話)
ちゃんと勉強して資格をとったプロの先生のもとで育ったわけでしょ?つまり無菌ルームで子供は育たんってことかな。
これらが家庭でしか学べないことなんかなー。
だから、結局スーパーで走り回る子供も、ママの井戸端会議も、自分の子供時代にそうであったように、人ってそうやってでしか学べんと言うことだと思う。