やり直したかった「いつか」は来ない（結婚ものがたり３）
結婚披露宴は後悔のないように
呼ばれた人もみんなが心から良い笑顔になる日
一生に一度の覚悟で！
そう強く思う、今でもな私です。
式場で、担当だという彼の能面両親お気に入りの女性が来て
挨拶して、確認に入りました。
式は自動的に神前、これは別にいいかな、どっちでも。
披露宴の進行表と内容の説明とオプションの確認です。
はい、ざっと進行表を確認したあとで。。
音楽が、二人で思い出の曲なんか選べて
とてもいい感じになりそうな期待も、虚しく
なんかぁ、そういう音楽は、ごちゃごちゃうるさいからって
なし！
そして、エレクトーン演奏になっていました。
エレクトーン演奏ですよ、エレクトーン。教会か！？
その時に
今の私がそこにいたらば、「はぁ～？」って自分の意見言っただろうが
たらればなんて無意味ですので。
自分の両親も一緒に話は聞いておりましたし
彼もなんの役にも立ちませんし。
そして、もうひとつ、オプションのビデオ撮影
これはその頃は結婚式と言えばビデオ撮影で
記念に映像が残る、ってなんて素敵なの！！って思いました
自分の晴れ姿が
映像に残る、それをあとから観ることができるなんて、嬉しいじゃないですか。
しかし
しかし
このオプションも
能面母が言いました。
「うちの知り合いにプロ並みに写真撮影ができる人がおるけん、
ビデオはいらんの」
だと。ほざきやがった。。失礼、おっしゃいました。
あんたの披露宴かい！！！
思えば、何重にも猫を被っていたこともあり
こちらの意見を聞くこともできない不器用な相手であり
黙って聞くしかなかったこと
今さら、過去の死物に思いを馳せるとか時間のムダ、感情のムダ
なので、感情移入しないように書いていきます。。
音楽はエレクトーン
ビデオ撮影は、写真
そして、引き出物はと言うと
カタログから選ぶことができるのですが
もう
先にカタログを手に入れていた能面両親が
私たちと打ち合わせに会場に来る前から決めていたらしいです。
能面父のリクエストで
「わしは、こういうのがほしい」という
なんだったかな、卓上の引き出しのような
中に、ペンや便せんなんかを収納できる木箱
そのようなものでございます。
てゆーか
主役であるべき私たちは、そのカタログ一度も見てないしね。
結婚式ってそんなもんなの？
男性側の親が好きに決めるものなの？
ちげーよ
って誰か言って～。。って心境だったのかはもう記憶にございません。
半ば呆れていた私ですが
引き出物のもうひとつ、フルーツに関しては
能面両親とうちの両親が話をしており
大きなメロン２玉に決めた、、ってやっぱり親が決めたかい！！
だけど、まぁ波風立てないで済んだならそれでいっか
そこまでムキにならなくても、いっか
まだ、私は、何かを信じていたのでしょうね。
これからきっと良くなる、大丈夫だって。
ものすごい世間知らずってことですかね、うけますね。
引き出物メロンについては
やはり能面母は期待通りにやってくれましたよ。
実際は、メロンではなかったのです。
その夜に私の母がびっくりして私に電話してきたのですから。
「メロンって決めたからそう思って、妹に言ってあったのに」って。
メロンじゃなくなったのがいつだったか知らないが
変更したら、一言、あってもいいんじゃねーの？？って思うのは変ですか。
変更された中身は
フルーツの盛り合わせ、メロン２玉分の量、すごい大きい箱だったそうです。
私たちは引き出物もらってないので確認できなかったですが
披露宴が終わってからか、いつだか忘れましたけど
そういえば、能面母が私に言いました。
「引き出物、メロンにしてたけど、数が多い方がいいから
詰め合わせにした」
当日じゃなくてもっと早く言えよ
メロン２玉と同じ値段だとは言っても、
数が多い方がいいって言っても
披露宴だからこその、高級な感じで、メロンだったんじゃないのかなぁ
果物の詰め合わせなら、いつも好きに買い揃えることできるし
披露宴のお土産って言うより
お見舞いっぽくない？
でもね、東京から足を運んでくださった同僚が
のちに言っておりました。
宿泊先で空腹になり、しかし、そのホテルの周りも何もなく
果物の詰め合わせで、空腹を満たし、そのうえ、
持ち帰るものが減り、少し軽くなったから、良かったよ。と。
私は、いつか、必ず、披露宴のやり直しをする！と
彼に言ったのですが
「いつか」は来ないものですよね。
「明日やろうは馬鹿野郎」みたいなものです。。
自分らしさを忘れてはつまらない
たった１度の人生なんですから
絶対に、後悔しないで、これからも生きましょう！
そして、衣装選びも、結婚式のご祝儀のことも、いろいろありますが。
つづく
今日もありがとうございます!(^^)!