がんばれないわたし
母と話すことがとても疲れる
人のことを人の気持ちを
きにしてしまうことがとても疲れる
人の話をただただ聞かされることが
とてもつまらない
母は私の話をいつだって
自分の話にすり替える
しかも細かい説明を挟みながら
結論がさっぱりわからない
最初に私が話したかったことが
いつのまにかどこかに消えて
いったいなんの話をしたかったのか
わからなくなるくらい
母の一方的な話が長引くからだ
「うんうん」といやいや答えてないと
「わかる?」と聞かれる
花の話で私がわからないことなどない
理解できないことなんかない
ただ「うんうん」と聞いていないと
何か話せば 全部
即時に否定してくるから
話がまたどこかへ飛んでしまうのだ
母はなんにも考えずに
否定形の言葉を返してくるのだ
なんにも考えずに否定しているから
こちらの返事によっては
否定していたことを肯定したりする
マウントも取って来る
たぶん無意識に私は劣っているという
思い込みから否定やマウントを
考えることなく言葉も選ばず
発言してしまうのだろう
これまでは
ネガティブな話にばかり
すり替えるので
つまらないと思いながらも
否定されながらもなんとか
話を聞いていたが
最近はもう
話すこともないし
聞かされるだけの時間が
もったいないし
結果として
「困ったもんだ」という
マイナスな話題を持ち出してくるから
本当につまらなくて
おだやかに過ごしたいのに
波動を下げられるような時間が
耐えられない
がんばれない
親子だとしても
娘の言うことを全部否定して返されては
何も言うこともないし
聴くのも面倒だ
母の住む場所へも足が遠のく
私はいつも
相手に合わせてばかりだった
いつもいつも
私の意見や気持ちはどうでもいい
合わせてるほうが相手の
ふてくされた態度に嫌な思いをしなくて
済むからだ
だから
わざわざ積極的に誰かと一緒にいたいとか
思うこともなくなった
親だからたまには会いに行かなきゃなとか
思ってはいるが
だんだん
「楽しく過ごせない」時間になるなら
気が重いなと感じるようになった
無理に頑張って
楽しく過ごそうと言う気にはもうなれない
がんばりたくない
これまでよく頑張ってきた
頑張ることがいやになった
それだけだ