Pentax17のフルサイズ版!? /Pentax Espio miniの素晴らしさをまとめてみた
こんにちはヨシダです。
フィルムカメラがブームになっている中で、コンパクトフィルムカメラと言えば何を思い浮かべますか?
Olympus ミュー、Contax T2、Autoboy?
今回の記事ではこんなにいい写りするのに、意外と知名度がないな・・・!と思い"Pentax Espio Mini"を作例と共に紹介しようと思います。
最近発売したハーフサイズのフィルムカメラであるPentax 17は、このカメラの光学設計を参考にしているとのことです。
なぜ購入に至ったか、どこが気に入っているポイントかは後述するとして、
まずは写真をご覧ください!
Pentax Espio Miniの写真
まずは日常的なスナップ写真から。かなりシャープでしっかり写っていることがわかります。
続いては香港旅行での写真です。
香港では妻に撮影してもらいました。
Pentax Espio Miniの好きなポイント
写真いかがだったでしょうか?全体的にシャープな写りで解像感が高いことがご理解いただけたかと思います。好きなポイントを箇条書きしてみますと以下の4点です。
Pentax 17で参考にされているレンズが搭載されている
ポケットに入るサイズ感とストレスフリーな軽さ
ポケットの中でレンズが傷つかない
誰でも簡単にいい写真が撮れる
1.Pentax 17で参考にされているレンズが搭載されている
Pentax 17はハーフサイズのフィルムカメラですが、レンズの高い解像感の評価が高く、ハーフサイズなのにまるでフルサイズで撮影しているかのような写真が撮れると巷では評価されています。
フォトヨドバシさんでも”予想以上にシャープで、ハーフサイズの画質上の懸念を吹き飛ばしてくれそう”とレビューがされています。
https://photo.yodobashi.com/pentax/camera/pentax17/
一方で"もちろんフルサイズと全く同等とまでは行きませんが"ともコメントされているように、ハーフサイズは撮影枚数が多いメリットの反面、画質はどうしてもフルサイズに劣るデメリットがあります。
Pentax 17で使われているレンズがフルサイズでも使えるなら・・・
なんて考えているカメラファンの方、多いのではないでしょうか?
その解の1つがこのPentax Espio Miniだと考えています。
僕は当初Pentax 17の購入を検討していましたが、Espio Miniの存在を知ってからは画質のプライオリティが枚数制約より高いので、購入することをやめています。
2.ポケットに入るサイズ感とストレスフリーな重さ
サイズ感は以下の通り、GR3に近いサイズ感でポケットにするりと入ります。
また、重さも190g程度ですのでどこに持ち運ぶ際もストレスにならないです。
この描写のカメラを日常生活のいろんなシーンに持ち運べるのは魅力的。
3.ポケットの中でレンズが傷つかない
レンズの前にスライド蓋がついているので、撮影し終えたらスライドさせて収納できます。スライドも簡単にできるので、決定的瞬間は逃さないですし、
レンズキャップをつける必要がないのはかなり大きなアドバンテージです。
ポケットやカバンの中にラフに収納できてしまいます。
4.誰でも簡単にいい写真が撮れる
レンズの性能とフルサイズフィルムが使えることもありますが、
ポイントなのは、AFと露出補正精度が高いことです。
AF性能に関しては、フィルムを今まで4本撮影してきましたが、ピントを外した写真は1枚もなかったです。
その分絞られているという見方もできますが、ピントが合っていることに越したことはないです。(Contax T2はAF外しまくりでフィルムが無駄になってしまい、AF搭載フィルムカメラにおいては精度は本当に大事)
露出も失敗がないです。
フラッシュが内蔵されているので、夜とってもいい感じに撮れます。
カメラを普段触らない友人や家族でも、写るんです感覚で簡単に使ってもらえることはこのカメラの魅力です。
しかも写るんですより画質が綺麗なんですもん。魅力しかない・・。
まとめ
今回はPentax Espio Miniを紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?
もちろんプラスチック筐体で堅牢性がないなどのデメリットもあります。
でもそれはコンパクトフィルムカメラの大多数が軽さへの割り切りでプラスチックにしているので、僕は許容範囲でした。
デザインは全然違いますが、Pentax 17のフルサイズ版と言う立ち位置のレンズに加えて、ポケットにラフに入れれるという取り回しの良さ。
高いAF精度と露出性能なので、誰でも素早くいい写真が撮れる。
僕はこのカメラを神コンパクトフィルムカメラと考えていて、これからも長く使っていこうかな〜!と考えています。
次回はLeica Q2について書こうかなと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!