”すてきの種” ”才能の種”
すてきの種はいろんな種類がある。
丸いの。長細いの。黒いの。茶色いの。
すてきは無限にある。
花の種が水を吸い、太陽の光をあびて成長していくように、
人もいろんな人との関わりや、環境の中でそれぞれの花を咲かせていく。
でももしも成長の途中で、あのお花のほうがきれいだな・・あんなふうになりたいなと思っても、もとの種がチューリップなら、どんなに頑張ってもバラになることはできないし、逆もまたしかりなの。
これから長い人生を歩むあなたに伝えたい。
なれないバラに無理してなろうとするよりも、い~っちばん美しい
チューリップになればいんだからね。
こんなことを言ってる私も、ある年齢までは完璧なきれいなバラに憧れて
(私にはここが足りない、もっと努力すればいいのかも!)と思って
試行錯誤を続けてきたの。少し近づけたけど苦しかったりもしたんだ。
でもそうこうしているうちに、気づいたの。
もう一人で完璧を目指すのはやめようと。
そうすると、すごくらくになったんだ。
自分のよいところをめいいっぱいのばして、足りないものは他の人に頼ればいいの。
そして他の人のできないところを、私のできるところで補ってあげればお互いにHappyだと気づいたんだよ。
私の理想のガーデンは、いろんな種類の花々が、それぞれ誇らしげにさきほこるそんな場所。
もしあなたが少し無理をしてほかの何者かになろうとしているときは、
そっと教えてあげたい。
「そのままのあなたでいいんだよ。そのままのあなたがすてきなんだよ。」
あなたの持って生まれた”才能の種”をすてきに咲きほこらせようよ!