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小説書きから見た令和6年度417の日及び脚本家声優夏川椎菜

はじめましての方ははじめまして
そうでない方はこんにちは
狐猫です。

完全にオタクnoteと化したこのアカウント…
小説のことについて書く気はあるので、いずれ書きます本当に本当に。

さて、今回は題名の通り令和6年度417の日の感想会になります。

参加された夏川椎菜オタクかなり多かったと思われます。
いやぁ〜楽しかったですね〜
そんな楽しかったこのイベントを小説書き独自の視点から感想を書いてみたいと思い、筆を走らせております。

ちょっと長くなりそうなので、前置きはこれくらいとしましょうか。

今回の目次です。
①脚本思案と文字数の大変さ
②417Pと夏川椎菜の共存
③各キャラクター理解度による可能演出

早速①についてです。
脚本思案と文字数の大変さについてです。
今回エンドロールで流れてた通り脚本やら何やらを主役である夏川椎菜さん本人が担当しております。

これがいかに凄いことなのか述べていきましょう。

まずは脚本について
今回はミステリーがベースとしてイベント全体が形成されていました。
ただし、今回のミステリーは解読する事をメインとしておらず、あくまでもストーリーの中に組み込まれた1つのアクセントとして機能しておりました。

解読メインの場合は出される謎のレベルがあがりますからね。今回はエンタメとしての謎でした。
またそれが良き。

今回何が凄かったかって
参加された方ならわかる通り
全ての謎に表解答と裏解答が存在した事なんですよ

ラフセカンド→ラブリルブラ
ササクレ→パレイド

これですね。

1つの謎に対して2つの解答を設けること自体まぁそこそこ難しいんですよ。
今回に関しては解答が「夏川椎菜楽曲」に縛られています。
しかも、表解答は新しめの楽曲と更に縛られているんです。(ラフセカンド・ササクレ)これだけ解答に縛りを設けて起きながらちゃんとした謎を作れたということはめちゃくちゃ凄い事なんです。

伏線回収もお見事でした。
作成された脚本に矛盾が無かったのも小説書きの夏川椎菜さんだからこそだと思いました。

小説書く時って大体プロットというものを作ります。
大まかな流れを書き出すことです。
ミステリーはこの時点で謎と解法及び最後の結末まで、狂いが無いことを確認しなければなりません。

このプロットはいくらちゃんと書いても
本文書き進めるとプロットからズレてくるんです!
書こうとした伏線が不自然になったり、伏線の回収が想像以上に早くなってしまう等々。
そんな難しさがある脚本思案を夏川椎菜さんは忙しい中書きあげたのです。
忙しい中書いたのにミステリー脚本の矛盾が発生しなかった!

凄いんですこれ!

文字数に関してもちょろっと触れておきます。
私の体感ですが
長編で1時間に書ける文字数は大体1000文字です。

何が言いたいか
もし、今回のセリフ台本を夏川椎菜さん本人が書いていた場合…
仮にセリフが2万5000字くらいだとしましょう。

25000÷1000=25

台本の書き上げに25時間かかります。

文章を書くのにいかに時間がかかるか分かったと思います!
どこにそんな時間あったんだ…
ちゃんと休んでくれ夏川椎菜さん…


さて、巻きで行きましょう。
続いて②417Pと夏川椎菜の共存についてです。

417Pと夏川椎菜さんをキャラクターという面から紐解きましょう。

まず、大前提として重要なこと
それは417P及び夏川椎菜は「属性が同じ」だということです。
一旦これを頭に入れて起きましょう。

では、例題です。
仮にあなたが脚本をする立場になりました。
1.双子のキャラクターです
2.双子は主人公で共に女の子です
3.2人とも個性を目立たせてください

この条件で双子を作りましょう。
さぁどうでしょう!
考えてみてください。

皆さまがどう考えたか私は確認することが出来ませんが、私ならこうします。

片方の性格を男っぽくて、もう片方の性格を女っぽくする。

何故こうしたのか。
セリフを書けばわかるかと思います。

A「私このイチゴ好きじゃねえんだよね」
B「私このイチゴ好きじゃない…かな」

どっちが男ベースでどっちが女ベースかわかりますよね??
見た目の属性がほとんど同じ「双子」をセリフだけでどちらが話しているか判別できるようにキャラクターをつくる…
そうなった場合行う方法として簡単なのは
私が作った双子の通り
「真逆の性格をそれぞれに付与する」
ということなんです。

お、何となく見えてきましたね。
基本的に似た性格の登場人物を同作品に出してしまうと、読み手側のキャラクター判別が難しくなります。それを避ける方法として「反対の性格を付与する」ということです。

最初の話に戻りましょう。
ここまでの話を元にすると417Pと夏川椎菜というキャラクターはわかりやすいですね。

417Pと夏川椎菜は同一人物が演じるため…
属性(見た目)が同じなんです。(オタクに怒られそう)
それを判別させるために行ってるのが

1.417Pには着ぐるみを着させる
2.性格を真反対で作る

こういうことなんです。
わかりやすいのが、417Pと共演中の夏川椎菜さんです。思い出してください皆さん。
今回417の日で417Pと共演してる時の夏川椎菜さん

「いつもより女の子っぽくありませんでしたか???」

そう。通常体の夏川椎菜さんではなく「ちょっと可愛らしい性格になった夏川椎菜さん」が417Pと共演していたのです。
恐らくですが、通常体夏川椎菜さんで演じてしまうと417Pとキャラが被るところがあるためでしょう。

極端な話をすると
通常体夏川椎菜さんを半分にして
・男っぽい部分だけで作ったのが417P
・女っぽい部分だけで作ったのが夏川椎菜さん(417P共演ver.)

ってことです!

これで多分あってるはず…

それでは最後!
③各キャラクター理解度による可能演出
についてです。

これはまぁ当たり前のことをただ文字化するだけです。
何やらめんどくさい章題付けましたが、要するに演目中に登場した
・平成のピカソこと雨宮天さん
・ぼくのももちゃんさん(麻○ももさん)
のことです。

演目中にお二方を思わせる演出がありましたよね?
濃い青の背景に下手…ど、独創的な絵!

ゲームマスターの持ってる桃型ペンライト及び「ぼくのももちゃん」という名前

我々エリートTrySailオタクからすれば名前など出てこなくてもあの絵を見た途端「雨宮天さん」と認識できますし、桃型ペンライトとぼくのももちゃんという言葉をみて「麻倉ももさん」と認識できます。

これは我々の頭の中でお二方の構成要素を文章形式で記憶してるからです。

雨宮天さんと言えば
「こだわりのある青」「独創的な絵」
麻倉ももさんと言えば
「夏川椎菜さんによる厄介被害者」

我々は頭の中でこうやって各人の構成要素を記憶しています。だから、なんの説明なくても演出だけで笑うことが出来るのです。

普通の小説の場合
こういった各キャラクターの構成要素を読み手に覚えてもらうのに少し時間がかかります。
なので、説明を省いたこのような演出をする瞬間っていうのは
・物語の中盤から後半
・連載作品2作目以降
となることが多いです。

ここで何が言いたいかと言うと
我々はTrySailというストーリーを長く見てきており、なんの説明が無くても各人を思わせる演出で笑える程TrySailが好きなのだと言うことです。

お!何となくいい終わり方しましたね!
じゃあ締めに入りましょうか。
令和6年度417の日 失われたPの一張羅
最高に楽しく笑うことが出来ました。

今回感想を書くにあたって
「小説書き独自の視点で書きたいなぁ」
と思い立ったことからこんな長々とした感想(解読?)を書いてしまいました。

何はともあれ夏川椎菜さんは努力の天才であり、多才な方です。
矛盾無き脚本を書くのに努力無しでは書けません。
それだけ夏川椎菜さんは努力家なのです。

今回こんな感想というか解読文章書いてしまいまして、自分も思いっきり厄介だなとひしひしと感じました。
夏川椎菜さんはとてつもないスーパーマンだと改めて認識。

では、また皆様どこかの現地でお会いしましょう!
サラバ!


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