【webライティング】初めての仕事

2025年2月16日（日）。
名残惜しい日曜日、迫り来る月曜日。

世間はいつもと変わらぬ休日。しかし、私にとっては特別な日だ。

副業で初めての収益を得る。

副業を始めて数日。
職場から兼業の許可を得て、本格的にライティングの仕事をスタートした。

まずは本を読み、文章作成の基本を学ぶ。
しかし、インターネットで「Webライティングの上達には実践が不可欠」と目にしたことから、クラウドソーシングを活用することにした。

クラウドソーシングといえば、「クラウドワークス」と「Lancers」が有名だ。
幸い、職場にWebライティング経験者がいたため、その方のアドバイスを参考にし、「Lancers」を選んだ。

登録が完了すると、すぐに仕事の招待が届いた。

「一人暮らしをするとしたら重視するもの」を300文字程度でまとめること。
報酬は300円。

300文字程度で自身の見解を述べる内容であれば、公務員として培った文章作成スキルで対応できると判断し、迷わず承諾。

試しに書いてみると、1時間ほどで記事を完成させることができた。
文章の末にオチをつける余裕もあり、思いのほか楽しく書けた。

文章を提出すると、クライアントとの面談があるという。

初めてのZoom面談。日程を調整し、数日後、画面越しにクライアントと対面する。
緊張しながら臨んだが、「文章を書くのが上手ですね」と褒められ、10分ほどで終了。

画面が切れた瞬間、ほっと息をついた。
初めての仕事、初めての報酬、そして初めての面談。
副業ライターとしての第一歩を踏み出した実感が、じわじわと湧いてきた。

そして今、再び日曜日の夜が訪れる。
名残惜しい日曜日、迫り来る月曜日。

しかし、今日は少しだけ違う。
「また一週間頑張ろう」と、自然と前を向いている自分がいた。