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3回目のYouTube(ローラーの加工)

ローラーを使って材料を塗っている時、「あともうちょっと長ければ1回で塗れるのになー」とか「あともうちょっと短ければ側溝の中に入るのになー」って思った事ありませんか?
だったらそのサイズ作っちゃいましょう!

自分で言うのも何ですが、これは大発見だと思います。

僕はマンションの大規模修繕工事に伴う防水工事を行っていて、材料を塗る時は、主にローラーを使っています。
そして作業が終わった後は、次も使えるように、シンナーに漬けて保存しています。

ある日、何回も再利用しているローラーを使っていると、突然ハプニングが起こりました。
芯はローラーの柄にしっかり刺さっているのに、肝心のローラー部分だけが、コロコロと転がって行くではありませんか!
調べてみると、長い間シンナー缶に入っていた為、芯の周りのプラスチックが侵され(ふやけて)ゆるくなった事が原因でした。
「こうなってしまったら、もう使えないよな」と捨てようとしたその時、「待てよ!これをもう一度直すことができれば、好きなサイズのローラーを作れるぞ!」という思いが浮かびました。

当時(2005年)、ローラーのサイズといえば、4,6,7,9インチがほとんどで、それ以外のサイズは普通の店には売っていませんでした。
したがって3インチローラーがあれば側溝の中(水が流れる溝)や狭い所をもっと早く塗れるのになぁと思っていました。

さっそく側溝のサイズでローラーを切り、芯を入れ、きつくする為にガムテープで調節してみました。

すると、いつもは側溝に向かって縦方向に6インチローラーをカシャカシャ塗っていたのが、平行にスイスイ塗れるではありませんか!

「この方法をYouTubeで配信すれば、みんなも喜んでくれるに違いない!」
そう思ってさっそくローラーの作り方動画をアップロードしてみたら・・・

残念ながら意外と再生回数は上がりませんでした。
画期的なアイディアだと思っているのは自分だけなのかな?
しばらくするとその原因がわかりました。
それは色々なサイズのローラーが、既に売られているという事でした。(2020年)
2インチや3インチはもちろん、防水屋にとってはどこで使うかわからない1インチまで売られています。
ただ自分的には塗る場所にジャストフィットした方がいい仕事ができると思うんですが、世の中的には買った方が早いという事ですかね?

まいったやー!

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