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福祉の仕事について考える。part13

こんにちは!No.Planです。
施設のリフォーム工事が開始となりました。思えば火事が起きてから1ヵ月もたたないうちに工事が始まりましたが…改めて解体された部屋を見ましたが、昔の日本家屋の組み立てはなんと素晴らしいことか。かなりの火がでたと思いましたが、崩れずにいるのは本当に日本の大工さんの技術の結晶だと感じます。こうした技術はいつまでも失いたくはないと改めて感じました。

福利厚生について

みなさんも働いていれば聞いたことがあると思いますが、今回のテーマは「福利厚生」に関して、になります。「福利厚生」によって、「ホワイト」や「ブラック」ど企業のことを呼んだりもしますね。

簡単に「福利厚生」について説明しておきますね。

【福利厚生】とは
福利厚生とは、企業が従業員に提供する「給料や賞与以外の報酬、サービス」の総称です。 従業員本人のみならず、その配偶者や家族まで対象になることもあります。 法律で導入が義務付けられている福利厚生のほか、企業が独自に導入する法定外の福利厚生もあり、その種類は多岐に渡ります。

ここからさらに2種類の「福利厚生」があります

【法定福利厚生】
法定福利厚生とは、法律で定められている福利厚生のことです。 代表的な法定福利厚生は、会社による社会保険料の負担です。 健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険などの社会保険料の一部または全部を会社が負担します。 その他、児童手当拠出金の納付なども、法定福利厚生に該当します。

【法定外福利厚生】
法定外福利厚生は、通勤・住宅、健康・医療、レクリエーション、慶弔・見舞い、育児・介護、財産形成、職場環境、能力向上・スキルアップ、自己啓発、休暇の10種類に大きく分けられ、費用の負担は従業員1人・1カ月あたり20,000~30,000円とされています。

働くうえで給与はもちろん大事ですが、こうした「福利厚生」にも目を向けるとまた違った働き方が見えてくるかもしれませんね。

職員が求める福利厚生について

ちなみに最近の「福利厚生」で一番いいのは「家賃・住宅補助」になります。確かに現状でこういった「福利厚生」はとても助かりますね。自分の奥さんの勤め先でも「家賃補助」があるとのこと。一般企業などでも、「食事補助」や「特別休暇」「旅行補助」などがありますね。他にもいろんなものがありますが、こうしたものはすべて「法定外福利厚生」となります。

では「福祉」の現場ではどういった「法定外福利厚生」があるのでしょうか?例えばですが、以前勤めていたところには「バースデイ休暇」「アニバーサリー休暇」などがありました。あとは「腰痛予防」などがありましたね。「メンタルヘルス」などもありましたが、自分は一度も使わずに退職してしまいましたが、経験として試しにやってみるのもよかったかもしれませんね。

変化していく「福利厚生」の形…

昔と比べると「福利厚生」の形もだいぶ変わってきましたね。コロナによる働き方の変化や、IT技術の進歩により、会社に行かなくても自宅で仕事ができるようになりました。そうした中で、「法定外福利厚生」にかかる費用も年々、上昇傾向にあります。

しかし、財源が確定している「福祉」の仕事でこうしたものを充実させていくにはどうすればいいのか?いろんな取り組みをしている企業、法人様々ですが、こと「福祉」の仕事に関しては、離職、人材難、不正、などが目立ってきています。あまりこうしたことは言いたくはないですが、「福祉」に関しては、そもそもの働き方が問題なのだと、気づいてほしい。

夢のようだが、大企業と呼ばれる「福利厚生」を導入したとしても、「福祉」に関しては現状と変わらないのだと感じる。「働く」ことに対しての意識を変えないかぎりこの答えはでないのだろうと思っている。「福祉」の仕事に従事する人々が、本当の意味で「働く」ことを意識しなければ、これからさらにきつくなっていくだろう。

以前、奥さんに言われたことだが、「福祉の仕事は必要なものだが、パートナーとしてその仕事に勤めていたらちょっと抵抗がある。」世間の評価はこんな感じだ。その中でも「仕事」をしている「福祉職」もいるのだが…
まだまだ、変わらない現状はあるが、ちょっとでも変化がみられるよう努力していきたい。


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