「積極財政派」「緊縮財政派」 この通称は適切ではないのではないかって話

気づいたというかふと思ったんだけど
いつからか誰が最初に言ったんだかわからんが
所謂「積極財政派」と「緊縮財政派」
俺らも普通に受け入れてこの通称を使ってるけど
この「積極財政派」と「緊縮財政派」って言い回しなんか上等すぎないかと思わん?
なぜかというと双方ともあたかも経済学に基づいた結果「積極財政」「緊縮財政」を主張しているような言い回しじゃない? 

まず「積極財政派」について
積極財政派の方々って何故今積極財政を主張してるかというと経済学に基づいて「景気が悪くなったら蛇口の栓を開けろ」っていう経済(むしろ中学の公民)の1ページ目の当たり前のことを主張してるわけじゃん。
経済学の枠の中で理論的に「現在の状況は積極財政を実行するのが最善である」って結論を出して訴えてるわけじゃん。
で、この「積極財政派」の人達って別にどんな状況でも「積極財政をしろ!」っていってるわけじゃなくて「積極財政派」の人達の思考は経済学に基づいているから例えばこの先本物のインフレになって景気が過熱し過ぎたら当然緊縮財政を主張するだろうし
現在の状況は「積極財政派」なわけであって経済状況に応じて「緊縮財政派」にもなるわけだから一概に「積極財政派」のレッテルを張るのは適切じゃなく
強いていうなら「健全財政派」あるいは「正当財政派」というとが適切ではないかと思う。

一方あたまの痛い「緊縮財政派」
色々割愛するけどこの連中って「積極財政派」に散々論破されて返し方が根も葉もないトンデモ財源論とかしかなくまるで経済学に基づいてないわけじゃん。
経済学に基づいてないわけだから口からでるのはオカルトじみた嘘と妄想。アカデミックじゃないね全然。
この「緊縮財政派」が何故「緊縮財政」を主張するのかといったらもちろん「不景気だったら増税しろ」なんていう経済学はあるはずないから
この連中が成立してるのは経済学の枠の外のこと
経団連、官僚、政界のパワーバランスetc…まるで経済学に基づいてない。基づいていないから論破される、その場凌ぎの嘘がでる、理論がないから幼稚な理屈しか出ない、反感買うの繰り返し。
この連中が本物のインフレが来たときはどんな主張するか知らんがどうせ経済学に基づいてないから今の「緊縮財政」とは違う害悪なデタラメ財政を提示してくるのは火を見るより明らか。この連中の財政論には経済学が組み込まれてないから。
だからこの連中には「緊縮財政」なんてアカデミックな称号は相応しくなく
名付けるなら「カルト財政派」あるいは「デタラメ財政派」が適切なんじゃないか。
「積極財政派」「緊縮財政派」というのは実はレッテルだったんじゃないかって話


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