「他力本願」

前置き

このNoteのIDを個人としての記載にするべきなのか、会社としての記載にするべきなのか悩むところではあります・・・。
今のところ、ほとんど個人事業主に近いところはありますので会社=私といったところではありますが。
(弊社はきちんと投資を受けて運営されている株式会社であります。)
今回は「弊社」としようと思います。
まだまだ運営方針の定まらないnoteです。笑
もう一つ言うと、少しでもかっこよい文章に見えるように章立てとか使ってみました。早くもっとかっこよい文章が作れればいいなと思いもします。

本題

弊社の基本は他力本願です。
他力本願という名の「委託製造」「OEM製造」です。
私たちは「コンシューマー向け」をかっこよくマーケティングして売ることは得意ではありません。
今後はそういうところも力をつけるべきなのか迷うところではあります。

基本的には自社で設定した研究企画に基づいて開発したものを他社で製造、販売する形態です。もしくは開発した技術や案自体を他社に使ってもらったりもします。

日本の会社というのは、管理が厳格になってしまっていて、ちょっとした実験も自由にできません。安全性の面や管理の重要さや大変さを考えると、自分も経営者になってみて感じることは多々あります。

ただ、弊社の最初の実験スタイルは「中高生の科学実験」並みからスタートします。まあ、そのくらいの実験で済むものからスタートするくらいの企画しか作らないということもありますが。

なぜそんなことを偉そうに言うかというと。
世の中に大量に出されている論文をよくよく読みこなしていくと、まだまだ簡単なレベルで実験したもので、世の中の動きを変えられるような発見があるということです。

そして、日本国内には優秀な会社がたくさんあるので、そこへ製造や技術を持ち込む。そして、製造や製品化につなげる。これが弊社の「他力本願」です。
細かいノウハウなどは、こういった優れた会社さんが往々にしてもっているので、最後の開発の詰めは一緒にやる。
これで開発は加速します。

日本の半導体産業が負けた理由の一つは、自社ですべてを持ちすぎたところです。専門家なら皆さんご存じですが。
アップルは、ブランド構築(ブランドはマーケティングを不要にします。)と企画と設計に注力しています。

グローバル化の国際的などで様々な問題点はあるにしても、技術に関しては分業は開発のスピードやコストの低減をもたらす可能性が十分にあります。

次回は、こんな実験で!?ということを少し書きたいのですが、技術的な内容が書けないのがこの仕事の残念なところですね。
書ける範囲で書いて、書き残したいと思っています。

開発中の粉末原料

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