占い師とコンサルタント②
さて、前回は自分のコンサル感と占い感について語ったが、この2つはよく似てる。
自身でネットなりで調べて経営戦略を組んでいく時の問題点は行動に直ぐ繋がらないこと。
『やってみるかな』『効果あるかな?』『面倒だな』『今度にするか』なパターンが多い気がする。
失敗してもとりあえずやる、が正解だとわかっていてもなかなか一歩踏み出せないのが人の常。
ところがコルサルがいると、熱量、情報、仲間意識、お金かかってるからやらなきゃ損。などの後押しがあるおかげで最初の一歩を後押しされる。
とりあえず面倒な一歩を踏み出すことが出来るのがコンサルの良いところ。
一方、占いも結構当たり障りないアドバイスが多い気がする。
多分仲の良い友人とかなら似たようなアドバイスが出来るだろう。
知らない人にいきなりアドバイスされても納得しないだろうが、占いフィルターを通すと根拠が生まれて信用度が増す。
人じゃ無く、事象がそう言ってるのだからって感じだろうか。
例えば占いで『今年は怪我しやすい星が出てるからスポーツとかやってるなら気をつけてね』
って言われた場合。
今年だけじゃ無くて一生気をつけた方が良いが、意識はするだろう。
この例だと信じても信じてなくても良いけど
怪我した場合、ホントだ。怪我なかった場合、注意して良かった。になる。
仕事運で『来年大きな仕事が来るカードが出てるから心構えが必要』
とかなら、意識だけで仕事の流れが変わると思う。
仕事の上司に『いつ大きな仕事が入っても困らないように勉強しとけよ』って言われて出来る人は良いけど、出来ない人でも占いを信じていたら良い準備が出来そう。
恋愛なら『秋頃良い出会いがありそう』って言われたら、秋頃には意識してソワソワする。
意識してなかったらスルー案件でも、意識により良い出会いに発展するかもしれない。
友人のアドバイスと違うところは時期が具体的なことが多い。
『いつか』よりも今年、夏に、って言われた方が意識が高まる。
友人に『秋に良い人見つかるよ』って言われても、何で?ってなるところが占いだと『そう出てます』で根拠になっちゃう。
コンサルは能動的な行動を促すが、占いは受動的な意識を変えてくれて、結果、行動を促すシステム。
コンサルは方法を指摘するが占いは意識を指摘する。
政治家や経営者に専属の大物占い師が付いてるって都市伝説はよく聞くけど、占い師もある程度占う相手の業界のことは勉強した上で占ってるんだろう。
どちらをとっても不安の多い選択で最後は神頼み的な使い方をしてるんじゃないかな。
占いで不安を軽減して冷静な判断を選択するのではなかろうか。
これらの考えから
占いを信じてないけど占いは好き。
心理、精神学的から観ても面白い。
コンサルも占い師も悪い奴らはいるから気をつけなきゃだけど、信じてなくても否定的にならず占ってもらうと意外と楽しいですよ。
コンサルでも占い師でもないのに根拠もなく随分と偉そうに語れるのは何故だって?
『そういうカードが出てるのです』
余談
占いはやらないけど、例えば女性から俺が会ったことも無い彼氏の相談とかされた時に、話を聞きながら彼氏のキャラクター像を想像して『彼氏ってこーゆー時、こんな言動するでしょ?』って断言すると結構当たったりする。
多分やってみると誰でも結構当たると思う。
『会ったことない人プロファイリング』