大谷祭りの「経済効果」
この記事はテレビ朝日『羽鳥モーニングショー』2024年9月9日月曜日生放送を斜め視聴しながら書いています。
あなたがたテレビワイドショーは、毎日大谷ばかり放送しているがそれが日本経済にどのように影響するか自覚してやってますか?
それをしごく簡略化して説明します。
まず大谷中継はNHKがしています。
そのためには放映権をNLBから買わねばなりません。
数十億と言われています。
NHKが拠出する資金は受信料です。
貧困世帯からも同額の受信料を徴収しています。
その数十億が日本からアメリカへ流出するのです。
NHKが放送したものを借りて来て頼みもしないのに阿呆な民放ワイドショーが大谷祭りを拡散します。
それに感化された阿呆な日本人がアメリカの現地野球場へ行く大谷観戦ツアーにホイホイ参加します。
莫迦は円安をものともせず、アメリカ現地で気持ちよく散財します。
莫迦と阿呆どもが、累計して数十億円を日本からアメリカに流出させます。
放送権料+阿呆日本人のアメリカ旅行で数十億の日本国内需要がアメリカに移転して、日本国内需要がそれだけ減ります。
国内需要が減ればデフレになります。
デフレは雇用機会と賃金に影響を及ぼし、低賃金状態の温存もしくは助長に帰結します。
政治家は議席や政権を維持したいために、この現実を悟らせないように阿呆なテレビや日本人を慰撫しながら、テレビやその阿呆な視聴者の目先の欲望に迎合する政策に予算をつけます。
気分を慰撫するための政策であり、政争の具にすぎないから予算に見合う効果などありません。
無駄に財政赤字が増えます。
目先の人気とり政策に予算をつぎ込んで財政を悪化させているのです。
大谷祭りをして「気分をよくする」ことは、デフレ不況助長と低賃金化効果しかありません。
「景気は気」だから「気分をよくするために大谷祭りをしよう」は「雨乞い経済識」という認知バイアスであり、迷信に基づく間違った方法論なのです。
賃金が上がらないのはアベノミクスのせいではなくテレビのせいです。
それが理解できない脳の病気を「経済識障害」と呼びます。
以下「経済識障害」を参照のこと。
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