オタクとしての熱量とベクトル

自分は、一応オタクだと思う。漫画は好きだし、アニメも好きだ。Vtuberの推しなんかもいたりする。

しかし、私はグッズに全く興味がない。推しのアクスタ!とか、缶バッジ!とかには全く興味がない。

そもそも、グッズは推しいわくあまり推しに還元されていないらしいし、本当に欲しい人以外は別に無理して買うものじゃないよな……と思うタイプである。

家にものが増えるのもあまり好きではないし、痛バ作りとかにもあまり興味は掻き立てられない。
祭壇や痛バを作っている人を見るのは、凄いなーという感心も出来るし見る立場としては割と好きなのだが、自分が作る事にはあまり興味がない。

だから、私は一応学生の頃から推し作品とかがあるタイプではあったがアニメイトなどには行った事があまりない。

私の楽しみ方といえば、Twitterで好きな絵にいいねするだとか、pixivで二次創作小説を読むだとかそういう楽しみ方である。

とりあえず、物欲はあまりない。
ここに加えて、最近よくあるのがコラボカフェであったりコラボイベントである。

〇〇好きなんですという話をした時に、最近はじゃあ〇〇行った?と言うような切り返しをされる事が多いなと感じる。

例を上げると、ちいかわ好きなんですよね。と話すと、じゃあ、ちいかわのラーメン食べた?ちいかわベーカリー行った?みたいな事を言われるのだ。

私は、ちいかわが好きだ。漫画の中のご飯は美味しそうだし、ハチワレは可愛いし、ちいかわとハチワレのアツい友情物語を楽しみにしていて、漫画は全巻揃えている。

しかし、コラボカフェなどにはあまり興味はそそられない。漫画の中のご飯には興味はあるけど、コラボカフェという現実のご飯には興味があまりない。自分で食べたいな〜とかはあまり思わないし、推しに囲まれる幸せ空間!みたいなのは脳内で満足派である。

それより、人の多い場所に行くと言うのがまず嫌いだっりするので、そういう楽しみ方は自分にはあっていない。

そもそも、実家に齧る脛などないし、奨学金を給付、第一種、第二種全部借りしていて返済に追われるジリ貧ドール寮所属の為、そんな金はねぇ!!!という理由もある。

行った事ないなら行こうよ!みたいな誘いにホイホイ乗れない。

貧困だと社交性も低くなりがちなのである。
まぁ、お金があったとしても恐らく行かないので関係ないといえば関係ないのだが、自分は興味無いけど、付き合いだし行くか!みたいな事をあまりしたく無いのである。

行くならば、自分も相手も興味ある場所に行ってお金を使いたい。その方が、満足できるお金の使い方をして幸福になれるからである。

理解のある人ならば、こういうニュアンスのことを話した時に、そっかーそうだよね〜と納得をしてくれるのだが、中には、え?好きなんだよね?好きなのに何で?みたいな反応をしてくる人もいる。

お前視野狭すぎ〜!草食動物の視野見習ってもっと草とか食えよ!とか言いたくなるが、まぁそんなことは言えない。

視野が狭い相手には、こちらが広い視野と心で、「まあ、いるよなこういう人も……」と思ってあげないといけないのである。

まぁ、しかしやっぱり疲れるものは疲れる。特にこういうのに多いのは、自分はそのジャンルそこまで興味無いけどでも流行ってるから知ってる!程度の人の方が多かったりする。

その人がそのジャンルのオタクで、そう言ったコラボカフェなどに何度も行って良さを知って行った方が良いよ!!してくる分には全く構わないのだが、何故か行ったこともそのジャンルにそこまで興味がある訳でも無い人が、行かないの?してくるのは、余りにも何というかお前誰?みたいなイライラ感がある。

頑張って心を広くしようと思っても、生来私はすぐキレる心狭いタイプの人間であるので、イライラは矢張り感じる。まぁ、そういうイライラをその場で出さないための手段としてもこのnoteに感情を書き起こすという方法を活用しているのだが……

話を戻すと、何故興味無いやつに限ってこちらの興味の持ち方を否定してくるのか?という事である。

オタク=グッズとか集めて、コラボカフェでキャッキャしてアニメイトの常連!みたいなイメージがあるのだろうか。

まぁ、確かに私は一般的に見たら所謂ガチオタではなくて、ライトなオタクという扱いになるのだろう。
でも、作品への愛は深いし、考察動画とかを見て拙者も同感でござる〜とか、拙者はそうは思わんでござるよ〜と脳内でドゥフドゥフしているタイプだし、多分脳内を見せたらコイツキモすぎんだろ……となると思う。

推しの誕生日から性格を勝手に占ったり推しの運勢とかを自分の運勢より気にしたり、推しの誕生日の花言葉に解釈一致!とか、推しが香水つけるならコレだろ〜!みたいな事を勝手に考えたりという楽しみ方を日々している。

勝手に、推しが言いそうな名言を考えて勝手に自分で感動したりとかまぁ、かなり妄想癖を持ち自分でも気持ちが悪いと思う。

コレが、私の推し方でオタクとしての私の楽しみ方なのだが、まぁ人様に会話で話すようなものでは無い。というか、自分も対面ではこんな事話したく無い。

しかし、グッズやコラボイベントに興味がないからと言って、それ本当に好きなの?とか、ニワカじゃんね?とか、オタクじゃないよね?みたいな事を言わないでいただきたいのだ。

自分の好きを否定されるのはそこそこ悲しいものであるから……
推し方のベクトルが違っても認めて頂きたいのもである。

推し方は、千差万別。グッズを持っているから偉いとか、そう言ったことはないのであると私の推しも言っていた。その心を大切にして平穏に私は私なりに推し達を愛する日々を過ごしたい。

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