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雑記 ソシオニクス x サイコソフィア

雑記が多くなってきています。
というのも真新しい診断を探しておらず、仕事も忙しくなってきているのが理由です。
とはいえ時間が作れないわけではないのですが…。
一応週1での更新でやっているのでネタ探しをしたところ、ソシオニクスとサイコソフィアの相関データを調べたものが掲載されていたので見てみることにしました。
参照ページはこちら。

このページは以前見たことがあったと思うのですが、その時には相関表を見た記憶はありません。
見てたら記事に書いてると思うし。
掲載されている相関データは、モデルTの作者であるソシオニクス研究家のタラノフ氏によるものだそうです。
現在の自認サイコソフィアタイプ、以前の記事における診断結果的に可能性の高いサイコソフィアのタイプはどのソシオタイプに近いのかをチェックしてみました。
以前の記事はこちら。

【自認タイプ】
ELVF:EIE(1.05)>IEI(0.84)>IEE(0.52)
EVLF:IEE(0.83)>EIE(0.52)

【以前の診断結果で可能性の高かったタイプ】
VLEF:LIE(0.81)>SLE(0.75)>ILE(0.62)
VELF:EIE(0.88)>SEE(0.73)>IEE(0.60)>LIE(0.59)
LEVF:EII(0.74)>EIE(0.63)>IEI(0.62)

上記参照ページにおいて相関度が0.5以上のタイプを掲載しています。
ソシオで言ったら相関が高いのはほとんど外向タイプなのにおったまげました。
中でもNF型4タイプはどれも相関度が高く、特にEIEとIEE(ENFx)との相関が強そうです。

並べてみるとここに挙がっているサイコソフィアタイプの何れも4Fなのが笑えます。
なお、上記全てのサイコソフィアタイプはソシオニクスにおけるSiとの相関がマイナスでした。

この二種類の類型論の何が違うのかを理解するためには、ソシオニクスが「情報代謝理論」であること、つまり、「周囲の世界に関する情報を8種類の異なる側面からサンプリングし、処理し、保存し、処理結果を出力するプロセスであること」を覚えておく必要があります。

一方、サイコソフィアは、意志(V)、論理(L)、感情(E)、物質(F)の4つの領域に対する態度についての達成度を、その人自身がどのように評価するかという観点から分析します。

ここでいう達成度とは、それぞれの領域での成果を主観的にどのように評価しているか、フィードバックをどのように受け取るか、その領域に対するモチベーションや自尊心はどの程度あるか、その人の主観的な意義や優先順位などを意味します。

こうした点から、サイコソフィアが扱う範囲は、ソシオニクスが扱う範囲を超えており、人の価値観や行動、意思決定の範囲を扱う類型論であると言うことができます。

しかし一方で、外界からの情報がなければ、何かを決断したり、何かを実行することはできません。そして情報の入手と処理(つまり情報の流れの中から身近なイメージ・知覚・感情を抽出すること)の効率性を担っているのがソシオニクスのタイプなのです。

https://casual-typology.blogspot.com/2021/08/psychosophy-socionics-relation.html

ソシオニクスとサイコソフィアの違いを把握してくことは重要かもしれません。
「その人の主観的な意義や優先順位などを意味します」という通り、サイコソフィアは内面的な要因が強いようです。
また、ソシオニクスとサイコソフィアの組合せが補完的か矛盾的か、機能の発達に関する考察も掲載されています。
自分の場合はまだソシオタイプが不明瞭(尚且つサイコソフィアもあくまで自認)ということもありあまり深掘りできませんが、もし両者が明確な方にとっては自己開発をする上で有用かもしれません。

こうしたソシオニクスとサイコソフィアの組み合わせに関する知識を知っていれば、特定の条件下で機能が強まったり弱まったりすることに伴うタイプミスを避けることができます。また、サイコソフィアとソシオニクスには、ここまでに説明したような特徴があるため、もしタイピングする際は両方の類型論のタイプを同時に判定するか、先にサイコソフィアのタイプを判定し、次にソシオニクスのタイプを判定するという順番でタイピングするのが望ましいと言えます。

https://casual-typology.blogspot.com/2021/08/psychosophy-socionics-relation.html

ソシオニクスとサイコソフィアの相関も所謂「MBTIとエニアグラムの相関」のような感覚で、あまり深刻に捉えるものではないと思っていましたが、MBTIとエニアグラム等とは違い派生理論という性質上なのかそうでもなさそうです。
あくまで考察ではあるものの、タイピングの参考にはなりそうです。

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