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〈感動〉私の縁の地に昭和天皇が来ていた

みなさんこんにちは。


ダイレクト出版・政治経済部門の
三輪と申します。
普段は、北野幸伯先生や伊勢雅臣先生の講座制作に携わっています。
今回は、伊勢先生の人生を大きく動かした1冊を復刻することになりました。
それが、こちらの本です。

この本には、終戦後行われた全国御巡幸の記録が綴られています。
昭和天皇は沖縄県を除く46都道府県に巡られているため、自分に縁のある街にも来られているか注意深く読んでみました。
すると、私にとって縁のある場所を発見しました。
それが、茨城県水戸市です。
「小さい頃行っていた場所に昭和天皇が来ていたのか。せっかく本の復刻に携わっているし、一度現地に行ってみたい」
そう思い、今回、昭和天皇が御巡幸された場所に行ってきました。車を水戸駅周辺の駐車場に止め、少し歩くと、記念碑を見つけました。
それが、こちらの画像です。

記念碑には、昭和天皇が水戸市を訪れた記録や当時詠まれた御製(御歌)が刻まれていました。

そして、私が訪れた水戸市での御巡幸の様子が『復刻版 昭和天皇の御巡幸』に
詳しく載っていましたので、少し引用させていただきます。
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昭和21年11月。
(昭和天皇は)旧軍が所有した広場で8000名の児童、生徒らの奉迎を受けられた。陛下は生徒らの前へ近づかれ、御優しい口調で、問いかけられた。
「お家は焼けたの?」
「はい焼けました」
「それは気の毒だったね。お家の者は全部無事?」
「はい、全部無事です」
「それはよかったね。みんな一所懸命勉強して下さいね」
御下問にあづかった生徒は、紅潮した頰に涙を伝わせ、頭をたれてしまった。居並ぶ友等も同様であった。
次の御視察地に向はれる陛下を、ワッとばかりに生徒たちは校門まで追いかけた。
打ち振られる日の丸の小旗、萬歳の絶叫が御車をつつんだのであった。
(『鈴木正男「復刻版 昭和天皇の御巡幸」(ダイレクト出版、2024年)』)
*注) 本文の一部を現代語訳しております
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平成生まれの私からすると、昭和天皇は歴史上の偉人です。そんな昭和天皇が小さい頃よく行っていた場所にも訪問されていたこと。
そして、小さな子どもたちに思いやりの言葉をかけられ、子どもたちは昭和天皇の訪問に涙したこと。
そのような姿を想像すると、少し目頭が熱くなってしまいました。
ダイレクト出版に入社して以来、皇室の歴史や大切さについて学ぶ機会はたくさんあったのですが私にとってはどうしても遠い存在でした。
しかし、自分にとって馴染みのある地に昭和天皇が行幸されていた事実や実際に現地に足を運び、終戦当時に思いを馳せたことで、少しではありますが、天皇の存在を身近に感じることができました。

もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、復刻した書籍を片手に
昭和天皇が御巡幸された場所を訪れてみてください。
昭和天皇の全国御巡幸は沖縄を除く、46都道府県で行われたため、
きっとあなたに縁のある場所があるはずです。

P.S.
本日、紹介させていただいた書籍『復刻版 昭和天皇の御巡幸』ですが、

もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、以下のページから詳細をご確認ください。このページには、昭和天皇が訪問された場所を一覧にしていますので、「私の地元に来てるか確かめてみたい」という方は、クリックしてみてください。
あなたのお住まい、あるいはお父さん、お母さんの出身地にも御巡幸されているかもしれません。

>詳しくはこちら

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<今日のメルマガを書いた人>

ダイレクト出版・政経部門 北野事業部
三輪 真喜(みわ まさよし)

2000年生まれ、千葉県出身。
Webマーケティングについて学ぶために2020年9月からダイレクト出版にインターンとして入社。
趣味はランニングとプロ野球観戦。
安倍元総理のことを認知したのも、2013年の長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞授賞式がきっかけだった。

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