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①無理に「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」にならなくても良い

赤ちゃんがある程度大きくなると上の子が持っているおもちゃを欲しがる事もあるのです。
私が5歳の頃に経験した事なのですが、弟がハイハイ出来るようになった頃に私が手に持っていたおもちゃを欲しがったのです。そこで母は「赤ちゃんに貸してあげてね」と言われて私は「やだ!ダメ!」と言って離さなかったのです。そんな私に対して母は「あんたはお姉ちゃんだから譲ってあげてね」と言い無理に取り上げられました。私はひねくれてしまい「私はお姉ちゃんだから我慢しなきゃならないの?何で?今私が使いたかったのに」と言う気持ちでした。
そういう時は親は「貸してあげてね」と言ってしまうと上の子は「自分は大事にされてない」と自信を無くしてしまうのです。
伝わりやすい言い方は「赤ちゃんも遊びたいと言っているよ」や「赤ちゃんが見せてと言っているよ」と言うと上の子も悪い気はしないのです。
0歳から2歳迄は自分の物や人の物はまだ区別はしてないのです。
上の子もその子の年齢にもよりますが、きちんと人格形成が出来上がるには時間が掛かるのです。
親は「お兄ちゃんでしょう」や「お姉ちゃんでしょう」と言うのは上の子にとってはプレッシャーになるのです。

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