今日で40歳になりました。

最近の人達は一つ年を取る事を恐れているようですが、老いる事を恐れているからだと感じています。
昨日まで39歳だった私ですが、1日では何も変わってないです。
瀬戸内寂聴さんは99歳迄生きましたが、「人は生まれたら必ず死は訪れます。老いを恐れてはいけない。私が子供の頃に見たお年寄りと比べたら今のご年配の方はキレイで若い。」との事です。
いくつになっても「もうこの年だから」や「年だから辛い」等と思わずに生きていく事が大事です。
私は今迄の人生を振り返ってみてもっとこうすれば良かったと思ったり、あの人にあんな事言わなければと後悔した事はありましたが、後悔してもキリがないのです。自分の悪い部分も直したいと思った事はありましたが、人の性格は3歳までに形成されて9歳～10歳までには決まってしまうのです。三つ子の魂百までということです。性格を直そうとするのではなく学んで成長した方が早いと感じています。
年を取るのは決して悪い事ではなく楽しみも沢山増えていくのです。年を取る事に恐れるのは贅沢な悩みだと思います。生まれてから間もなくして亡くなる赤ちゃん、幼い年で亡くなる子達、若くして亡くなる人達、余命宣告されて後数年しか生きれない人達もいるのです。
逆に年を取らないとなると嬉しい気持ちになるかと思いますが、私の個人的な考えだと年を取らない事は良い事ばかりではなく染色体に異常が生じて成長が止まってしまうと思います。人間に限らず生き物は年を取る事によっていくつになっても成長するのです。