現れないのだろうか
YAMAHA【YZF-R9】が、発表される。
ずっと以前から噂はあった(【MT-09】はフルカウルを装着出来る構造だったとか)けれど、あるいは意図的に10月”9”日に合わせたのかこのタイミングで発表となった。
いろいろな解説を眺めてみると装備は確かに盛りだくさんで、Moto GP譲りのウィングレットまで装着されている。【MT-09】のフレームを流用せず新規に”DELTA BOX”を投入するところなんて、なかなか本気のように見える。
ただ、特に真横から見ると【MT-09】の姿が見え隠れするように感じる。ハンドルとシート、ステップの位置関係を見てもYZF-R6に乗っていた僕から見るとややハンドルが高い印象を受ける。ということは、どちらかというと【YZF-R7】に寄せたモデルなのかも知れない。
僕はいろいろな意味でYZF-R6が基準となっている(控えめに言ってちょっとおかしい)ので【YZF-R7】がとても楽に感じたのだけれど、公道がメインなら確かにそういう方向性になると思う。
ということは、YZF-R6のようなバイクはもう現れないのだろうか。秋という季節も重なって、それがとても淋しく感じる。