何かの拍子に

エヴァ・ファン・デン・ブルック他著【勘違いが人を動かす】を読んでいて、強く腑に落ちる。

ここのところずっと、【Apple Watch Ultra 2 ブラックチタニウム】を購入しようかどうか悩んでいる。毎日毎日ヨドバシカメラの在庫状況を確認し、自分の手首のサイズ(170mm)を測ってチタニウムミラネーゼループのサイズまで確認した。

論理的には、いまが買い時では無いであろうことは十分予測出来る。いま愛用している【Apple Watch Ultra】&【NOMAD Titanium Band】にはとてもとても満足しているし、先月新型のApple Watch Ultraが発表されなかったということは来年のいまごろ…という可能性もそれなりの確度があると予想される。

それなのに、なぜこのタイミングで悩んでいるのか。

著書にある「人は、目の前の誘惑に抗うのが苦手」というのが、1つの答えだと思われる。それに加えて僕の場合

①購入可能な状況にある
②暇である

ことがこの状況に拍車をかけている。手を伸ばせば届くところにあるというのに、手を伸ばさない理由なんてないじゃ無いか、と。

でもそれではこの著書を購入して時間をかけて読んでいる意味が消失してしまうという理由で、僕は(既のところで)踏み留まっている。僕がここで試そうとしているのは、”計画を立てる”こと。

来年、僕が愛用している【MacBook Air M1】を購入して5年が経過する。Appleはラップトップの耐用年数を5年と想定しているらしいので、(まだ十分使えるけれど)このタイミングで買い替えようと画策してみる。加えてApple Watch Ultra 3が発売された時のための準備も、併せて必要となる。

ここで重要なのが、仮に上記の計画が頓挫した時にどうするか。ということで、代案を2つほど準備しておく。長い間実行に移さず、僕の中で僅かに燻り続けていたことをここで現実のものとしようと企んでおく。

ただ僕は(他の人と同じように、あるいはそれ以上に)意志の弱い人間なので、”何かの拍子”に総崩れとなるかも知れない。その可能性は、十分ある。

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