誰がわたしの心の傷に寄り添うのか…。vol.5
・いったん女と話しましょう。
夫からは、その元同僚女が謝罪に伺いたいと言っていることは聞いていた。
しかし、もちろん会う気はない。
そもそも謝罪するぐらいなら、そんなことしなければいいわけで、なぜ恋愛感情のない元同僚と会う必要があったのか?それも複数回。
共依存症の世界に生きているのだから、人との距離感がわからないのであろう。夫も含めて。
ちなみに、同僚女は我が夫の4歳年上だと。女の(モラハラ)夫は、あと数年で定年だという。これから定年してゆっくり生活するところ、夫婦生活を破綻させられた、ということも怒鳴り散らす一方的な発言で叫んでおった。
昭和のいわゆる亭主関白オヤジなのだろうか。
とにかくモラハラ男がずっとわめき散らしていること、
わたしに電話をかわれ、もしくは電話番号を教えろと言っていること、
そしてわたしが今日は体調不良であるから謝罪に同伴できないと伝えていたようだが、それなら子どもを連れて来い!とまで騒ぎ始めた。この辺で、イカレた野郎だから決して近寄ってはならないという危機感がMAXとなった。
子どもが10代と知っているはずだ。イカレている。
ウチの夫の悪行をとにかく誰かにさらしたいようだ。そちらの夫婦生活を破綻させたのは夫とその元同僚女であって、夫がどういわれようが自業自得。何をなじられようと知ったこっちゃない。しかし、我が家に介入してくることは、許せなかった。土足でずかずか入ってくんな。
手がつけられないので、いったんわたしが女と話しましょうと提案した。
話しましょう?いや、おまえの言い訳をたらたら聞くつもりはない。
わたしがおまえらと関わりたくないことをどうかわかってくれ、と伝えたかったのだ。いや、話が通じるだろうか…。
「お電話かわりました。」とわたし。そして元同僚女が
「この度は本当に申し訳ありませんでした。ご主人とは、なんたらかんたら…一切そういう関係じゃございません(的なこと)。一度謝罪に伺って…」と話し始めたが、
「謝罪は夫からきいているのでもう十分です。謝罪するぐらいのことってわかってるなら、何でそういう行動をとったんですか。謝罪するぐらいならしなきゃいいでしょ、と思ってるからあえて聞きたくないんですよ。
とにかくわたしとしては、そちらと関わりたくないので、会いたくないんです。わたしが関わるとしたら弁護士さんを通じてお話します。
あと、少しでも悪いという気持ちがあるなら、贖罪として、そちらの夫さんのことを自分でどうにかしてくださいよ。」
と話したものの、途中
「具合の悪い中、こういう話になって申し訳ありません。」だのちょいちょい言っていた。そういえば、具合が悪くて今日行けないって言ってたな。
具合が良くても行かないわ!元気満々、めちゃくちゃ暇でも行かないわ!
そうだよね、わたしに今日用事があるかとか、誰からも訊かれてないよね。
誰か訊いておくれよ。今日なにか用事ある?って。ないなら一緒に謝罪に行こうって?
行かねーわ!暇じゃねーし!
いや、noteで投稿するというこの世界を知っていたら、取材として同行することもありえただろうか…。無理か。
さて、わたしからは言いたいことを言ったので、ひと段落し、
しばらく放っておいたら、モラハラ男の怒号のなかに(まだ騒いでる)、
「宿泊までして…」というキーワードが聴こえてきた。
ん? 宿泊??? それ、聞いてないんですけど。
宿泊してたの? 恋愛感情のない元同僚と??
なるほど。モラハラ男がヒートアップしている理由がここでやっとわかった気がした。
そして、夫も大事なことを話さないんだな。バレないとでも思ったか⁉
人は自分を防衛する能力というのを常に兼ね備えているものなのだな。
ここでまたひとつ、学びがあった。
・そして脅迫
終わりのないモラハラ男の攻撃だったが、
「誠意を見せるなら、一千万円だ。」
「そちらの住所を言わないのなら、明日、職場の総務課におまえの悪事を書面にしてあるから持っていく」
と、結局その日は脅迫をされて電話は終わった。
のちに、
「考えるなら5日後まで待ってやる」
という謎のLineがきたが、夫は未読スルーしていた。
防衛本能を兼ね備えている我が夫は、その脅迫発言をちゃんと録音しており、決して屈することはない!と、こんな状況の中、こちらの結束は深まっていた。
さてさて、わたしと夫の問題はここからが本番だ。