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子どもの行動を深掘りしてみると…
こんにちは。福岡県北九州市の整理収納アドバイザーいしさこ ゆいです。
お家の中の整理やお掃除、頭の中の整理やアウトプットしたいことを投稿しています。
今回の投稿は、エニアグラムと子育てについてです。
一見するとスルーして終わりそうな子どもの行動も、エニアグラムタイプを把握していると、より効果的な対応ができるんです。
子どもの行動を深掘りしてみよう
毎日の仕事や子育てに追われていると、子どもの何気ない行動にいちいち注目するのは難しいですよね。
飲み物をこぼす、とか音を立てて騒がしくするとか、こちらがやってもらっては困ることだと、すぐに注意したりできるのですが…。
今回は、一般的に”良い行い”と言われることをした我が子の行動に着目してみます。
とある出来事
先日、家に帰ろうと集合住宅のエントランスを一緒に歩いていました。
エレベーターもちょうど1階にあり、私は急いで乗り込んだのですが、子どもが姿を消しました。
あれれ?とあたりを見回すと、エントランスの階段を片手に杖を持ち、片手に買い物袋を持ち、一生懸命登っているお年寄りをじっと見つめていました。
一旦エレベーターから降りて、私が駆け寄ると、
「荷物を持ちましょうか」と声をかけていたんです。
お年寄りは助かった様子で、娘は荷物を持ち、一緒にエレベーターに乗り込みました。
降りる階を聞いて、そこで別れるかと思いきや、「一緒に降りる」と言い、部屋まで荷物を持っていき、「玄関の中まで入れますね」と荷物を玄関の中に入れてあげていました。
その後の様子
お年寄りを無事に送り届けた後、私なりに子どもを褒めて、「どうしてお年寄りを助けようと思ったの」と聞いてみました。
すると、「だって、困っている人は助けないと…。」と言ったのです。
そして、そのあとの言動が私としては、注目でした。
「今日はパパいる?」
「パパに今日のこと言っておいて」
だったのです。
子どものエニアグラムタイプから、言動を紐解く
以前、子どものエニアグラムタイプを診断しています。
診断した投稿はこちら。
我が子はエニアグラムタイプ3と診断しています。
タイプ3の方の根っこの欲求は「成功したい」「称賛されたい」ということ。
他者からの関心や称賛を得たい、価値のある存在であることを示したい。という根本的欲求があるのです。
だからこその、
「今日はパパいる?」
「パパに今日のこと言っておいて」
という言動だったと思います。良い行いをした自分をしっかり褒めて欲しいのでしょう。
親として我が子にできること
私と我が子のエニアグラムタイプは違います。
だからこそ、自分だったらこうしてほしい、ではなく、我が子が満たされるような声掛けを心掛けています。
自分にとって身近な存在が、しっかりと自分を認めてくれていると自覚できることが大きな自信となり、エニアグラムタイプの良い面が出やすくなるのです。
子どものエニアグラムタイプを把握している利点
我が子はエニアグラムタイプ3であるからこそ、周囲へのアンテナが高いです。
遊んでいても、歩いていても、常に周囲の様子を見ています。
(よそ見が多いので、目の前を歩いている人とぶつかりそうになったり、電柱にぶつかったりしたこともあります)
自分が称賛されたり、目立ったりできる場所はないか、と無意識で考えているのかもしれません。
そう考えると。親としての私の役割は大いに褒めること。良かったことや頑張ったことをしっかり褒めて認めることになります。
”褒めて伸ばす”ことが一番大切なタイプの子どもですね。
どのエニアグラムタイプであっても、”褒める”というのは大切なことでしょうが、根底の欲求は違います。その違いを理解したうえで関わると、親から見ると欠点のように感じる我が子の部分も、実は良い部分、良さが出ている特徴であったりします。
実際に、私自身も子どもの”褒めてよ”アピールにちょっと疑問を感じていたのですが、今は大げさくらいに褒めたほうが、本人の喜びや満足感に繋がるのだと思っています。
お子さんの日々の行動をぜひ、深掘りしてみてくださいね。