女性にアピールする最善の方法
女性にいい所をアピールしたい!
男性であれば、ほぼ例外なくそう思っていることだろう。
ウソをつくな、わかるぞ。だって、オレもそうだから。
でも実際、気に入ったかわいい女の子を目の前にすると、舞い上がって空回りしながら、全然うまくアピールできない。
そんなこと多くないだろうか?
だが、いい大人が緊張してうまく話せないのは、正直、カッコ悪い。
間違いだらけのアピール方法
小学生や中学生の頃、「キモい」って言われたことがあるだろうか?
別にあったって構わない。社会人になればゲームが変わるんだ。別に飛び切り足が速くなくたって勝てる要素は色々ある。
だが、もしキミが、
「見てろ、今度こそ女の子にいい所を見せてやる」
なんて思っているとしたら、すぐに改めてほしい。
それでは、今でも「キモい」となってしまう。
実際に、
デートの時に、女性にいいところ見せたくて、自分の自慢できることを一生懸命語る男って意外と多い。
だが、実は、逆効果だ。
断言するが、ほとんどの女性は、そのつまらない話にうんざりしている。
友達の女の子から聞いた話だが、
デートで相手のつまらない自慢話を我慢して聞いていたら、ついには男性が自分がその日書いた企画書の画面を出して自慢話に拍車がかかり、絶句したという。そして極めつけは、
「いやぁ、やっぱわからないかなぁ、このすごさ」
と言われて、早々にデートを切り上げたそうだ。
これは極端な例かもしれないが、
実際に男性はついつい本能的に、そして無駄に、女性に対してマウンティングをしてしまう生き物なので、気を付けたい所だ。
ちなみに、
男のつまらない話でも、一生懸命に女性が聴いてくれる時とは、
以下の2通りしかないと思った方がいい。
どちらであっても、かなり稀なシチュエーションだ。
或いは、そもそも恋愛に発展しない(発展させようとしていない)パターンかもしれない。
情熱的に語る男性を見ながらときめく女性・・・ そんな恋愛ドラマがかつてあったかもしれないが、恋愛に関しては、ドラマは絶対にマネしてはいけないものの、第1位と言っても過言ではない。
ハッキリ言って、モテない男ほどやってるよ、本当に。
つまらないアピール話なら、しない方がいい。
自分で語らず、相手に察してもらえ!
男は基本的に自分が優位に立ちたい生き物。だから女にいいところを見せたい。
一方、女は尊敬できる男性を好きになったりすることが多い。
従って、ここだけ見ればwin -winだ。
だが、物事はそう簡単でもない。
まさに、男が陥る究極の勘違いポイントなんだ。
問題は、どうやって尊敬してもらうかだ。
では、女の子がどういう時に男性を尊敬するのだろうか?
面倒だから答えを言ってしまうが、
「女の子がキミを尊敬できることに、自分で気づいたとき」だ。
幼稚な例えで申し訳ないが、小学校の頃、足の速い奴が女の子にモテた記憶があるだろう。(また足の速さの話で恐縮だが、別に何か恨みがあるわけではない。)
それは、体育の授業とか、運動会とか、実際に足が速いのを目の当たりにした結果であるはずだ。決して「オレ足がめっちゃ速いんだぜ」って自慢したからではないはずだ。
100歩譲って、ガキだから好きな女の子に自慢していた可能性も否定はしないが、それでも女の子はそのガキが自慢していたことに惹かれたのではなく、足が速いという事実に自分で気づいて惹かれていたんだ。
自慢には目を瞑っていただけだろう。
時は経ち、足が速いだけがモテる要素ではなくなった。
みんなそれぞれ、すごいと思ってもらえるかもしれない要素を少なからず持っているだろう。
それらを自分の口で語らず、さりげなく相手に察してもらう必要があるということだ。例えば、人づてに伝わるとか、たまたま意図せずに観てしまうとか。
これまた極端な例だが、
以前、オレがある女の子との初デートで仲良くなり、飲んだ後にその子を家に呼んだ際に、部屋の机の上に放置してあった名刺を見て「Kenくん、こんな仕事してたんだね!」と驚かれたことがある。
仕組んだわけではなかったが、
飲んでいる時には自分の仕事については一切話をしておらず、更には彼女が名刺を見て気づいた時に、その会社名を知っていたという偶然も重なったのだが、かなりプラスに働いた。
その後のことは、想像に任せよう。
仕事でどれだけすごいプロジェクトをやってるかを語ったり、企画書を見せたりしていないで、もっと相手の女性の話を聞いてあげよう!
デートでは余計なアピールをせず、聞き役に徹しろ!
考えてみれば当たり前なんだが、人間、自分の話をするよりも、相手の話を聞く方が好きという人はほとんどいない。
仮にシャイな人であっても、心を許せる人が相手であれば、自分の話を聞いてもらいたいものだ。
つまり、キミがやらなければならないのは、自己アピールではなく、相手の話を『聞く』ことだ。
そして、
世の中、何だかんだで男性→女性とアプローチをかけることが多く、女性が選ぶ側である以上、楽しませてもらうのは、女性側の特権だ。
男性ができること、
それは、選ぶ女性側を気持ちよくさせて、「この人を選びたい!」と思わせるようにすること。
すなわち、女性に自分のことを話させるんだ。
ただし、ここで一つ気を付けなければならない重要なことがある。
それは、女性を「質問攻め」にしてはいけない、ということ。
次から次へと広がらない話の質問を矢継ぎ早に浴びせられるのは、誰で尋問を受けているような印象を受ける。
そうではなく、
適度に相手に関心があることがわかるような質問から始めつつ、「へぇ、そうなんだぁ」と相槌を打ち、
苦労していれば「そうか、大変だね」とか共感してあげて、
共通の話題がありそうだったら、「あ、オレもそれ好きなんだ!」とか、やはり共感してあげて、
とにかく自然な形で相手の話をよりたくさん引き出すことに神経を注ぐこと重要だ。
相手が自分のことを色々話してくれることに対して、間違えても自分の意見なんて主張してはいけない。そんなこと、誰も頼んでいないから。
コンサルタントにありがちだが、
「君の今の話は3つおかしい所がある。」とか「そこ論理が飛躍しているよ」とか指摘しようものなら、次回のデートはないものと思え。
ところで。
注意していただきいが、決して女性をバカにしてはいけない。むしろ、真剣に聞いてあげるべきだ。
女性は心を許せる相手には、自分の感情に同調してほしい、と本能的に思うところがあるようだ。
だから、ちゃんと聞いていないと、相手を心地よくさせてあげられる男性と思ってあげられないばかりか、人の話を聞かない男と思われてしまう。
要は手を抜くな、ということだ。
よく「ふんふん聞いてればいいんだよ」というが、事実としてそうだとしても、マインドはそうではないとこうことを覚えておこう。
前述のオレのデートの話も、
飲みながら相手の話を「ふんふん、そだねー」って聞いていたら、相手が色々更に話してくれた。
結果的に自分が何の仕事をして、どれだけ頑張っているかなんていう、つまらない話をする時間もなく、気が付けば彼女をお家に誘うことができてしまったわけ。
ちなみに、デート後に家に誘う方法についてはまた別の機会に話をしよう。
みなさんもどうぞ、デートでは、話過ぎに気を付けて頂きたい。
では、幸運を祈る。
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