YOUTRUSTでハイレイヤー採用を成功させた時に気を付けていたポイント
こんにちは!ブライエッジ株式会社 RPO事業部 チーフコンサルタントの三村です。
今年(2024年)に入って、多くの人事の方から「YOUTRUSTってどうですか?」と質問をいただくことが増えています。
YOUTRUSTとは?
YOUTRUST(ユートラスト)は、「信頼でつながる」キャリアSNSです。
キャリアのプラットフォームでありながら、ベースはSNSなのでX(旧Twitter)やFacebookのように、投稿もできるサービスです。
スカウト送付できる範囲が独自のつながりに限られているため、リファラル採用(縁故採用)に近いお声がけができることが特徴の1つです。
実際、「カルチャーマッチ」「事業共感」が企業選びの条件として重要視していると回答している方が一般的な転職媒体と比べて非常に多いというデータがあります。
また、自分自身のキャリアアップのためには「社外のつながりを広げることが重要だ」と考えている方のご登録も多いです。
スキルと同じぐらいカルチャー面のマッチ度を重視している企業様や、外への発信などアウトプットを通した成長への意欲が高い社員を採用したいとお考えの企業様には、ぜひ積極的に検討いただきたいプラットフォームです。
また、つながりのある方へのスカウトだからこそ、平均返信率が高いと言われています。
そんなYOUTRUSTですが、どんな企業でも必ず高い返信率が維持できるわけではありません。
今回はベンチャー企業での執行役員経験を持つ歴20年のベテランエンジニアをYOUTRUSTで採用できた事例をもとに、YOUTRUSTで採用を成功させるポイントを3つに絞ってお伝えします!
※本記事の執筆にあたって、事前にYOUTRUST社様にご連絡をさせていただいたところ、ご厚意で上記2つのデータをご共有いただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました!
ご支援企業様情報
POINT1. プロフィールを充実させる
つながりをベースにお声がけができるからこそ、プロフィールは重要です。
スカウトの文面が良かったとしても、スカウト送付しているアカウントが下記のような状態では、候補者様が不信感を持ってしまいます。
◆ アイコンが設定されていない
◆ ご経歴が分からない
◆ 自己紹介欄が真っ白
可能な限りアイコンは顔写真に、ご経歴も詳細に入れていきましょう!
自己紹介欄は、最初の5行が大事です。
というのも、パソコンから見た場合、冒頭5行だけが表示されるからです。6行目以降を表示させたい場合は「さらに表示する」をクリックする必要があります。
自己紹介と言われても何を書いたらいいの・・と悩むときは下記の項目を参考にしてみてください。
◆ 今やっている仕事(ミッションとそこに紐づく業務内容)
◆ これまでやってきた仕事
◆いま関心のあること
◆ いま熱中していること、趣味
趣味など、プライベートなことも書いておくと共通点として興味を持っていただける可能性があります。
実際にご支援企業様の中には、子育て中であることをプロフィール情報に記載していたことで「私も子育て中なので、働き方の面も含めてカジュアルに話を聞いてみたい」とご返信をいただけたこともあります!
ご支援企業様では下記のようにプロフィール情報を記載していました。
※個人の特定を防ぐため、一部内容の変更を行っています。
また、YOUTRUSTには共通の話題でユーザー同士で交流し、情報を共有することができる機能「コミュニティ」という機能があります。
趣味や、関心のあること、出身地、職種など、様々なコミュニティが存在しています。
プロフィール欄の左側に参加しているコミュニティが表示されるため、参加コミュニティを通して人となりを伝えていくのも1つの手段です!
POINT2. スカウトのタイミングを逃さない
YOUTRUSTでは、現在の転職意欲および副業意欲を登録することが出来ます。
タイミングを逃さずスカウトを送るには、「積極的に検討中」「検討中」の方から順に送付することが重要です。
また、YOUTRUSTにはリストに追加した候補者様の転職意欲が高い状態に変わったら即時でSlackに通知が飛ぶ機能があります。
Slackを導入している企業様は、必ず連携しましょう!
設定方法はこちら↓
ご支援企業様では、下記2点を厳守してスカウトを送ることで平均返信率30%前後をキープし続けています。
◆ 転職意欲が「積極的に検討中」「検討中」を中心に送付
◆ Slackの通知が来たら即日スカウトを送付
POINT3. 臆せずスカウトする
冒頭でご説明した通り、YOUTRUSTはあくまでSNSです。
そのためご経歴の詳細が分からない(現職企業でやっている業務のほかには一切情報がない)という方も多数いらっしゃいます。
また、ほとんどの転職媒体で存在している年収情報の登録欄もありません。
だからといって、一般的なスカウト媒体と同様の感覚で「記載内容からスキルが読み取れない」「現年収とこちらが提示できる年収に差があったら怖い」とハードルを上げすぎてしまうと、スカウト送付数が極端に少なくなってしまうためオススメしません。
「そうは言っても、全然ご経歴が異なる方だったら・・?」「せっかくご面談のお時間をいただいても、候補者様にとっても良い選考体験にならないかも・・」と二の足を踏んでしまう気持ちもよく分かります。
しかし、多くの人がスカウト送付にためらってしまうからこそ、そこにチャンスがあります!
一般的には、レジュメの記載量が多い方にスカウトが集中しやすい傾向があります。
媒体によっては、登録レジュメの文字数が100文字未満の方とそれ以上の方では、受け取り通数は2~3倍、マネジメントレイヤーとなれば5~6倍ほど差が出ているケースもあります。
つまり、どれだけ心を込めて書いたスカウトだとしても、他の多くのスカウトに紛れて閲覧すらしてもらえていないかもしれないのです。
受け取っていらっしゃるスカウトの通数が少ないほど、スカウトの閲覧可能性が高まると考えると、ご登録情報が少ない方にも思い切ってスカウトを送ってみたほうが結果的には採用成功が近づく!と私たちは考えています。
冒頭でお伝えの通り、YOUTRUSTはSNSなので情報がオープンに記載していない方も多いです。
その前提を無視して「記載が少ない方はスカウトしない!」と決めてしまうとチャンスを逃してしまいます。
◆ 採用競合となる企業に所属している
◆ プロフィールの「できること」欄にマッチしそうなスキルの記載がある
◆ スキルは分からないが、カルチャー面はマッチしそう
など、一定の基準を設けたうえで経歴詳細がない方にも思い切ってお声がけしてカジュアル面談を実施してみましょう!
最後に
今回は、YOUTRUSTを用いたハイレイヤー採用に成功した際に気を付けていたポイントについて解説を行いました。
YOUTRUST活用中の人事の皆様の参考になれば幸いです!
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