健全なる精神は健全なる肉体に宿る
まもなく30歳、今年に入ってから身体の不調に悩まされることが多い。
まず、年度初めくらいか、しばらく心臓がありそうな位置がピリピリと痛い状態が続いていた。
レントゲンの結果肺などに目立った異常はないとのこと。
その後循環器内科にもかかり、心エコー検診、まさに動いている心臓をリアルタイムで見るという初めての経験。
ここで異常は見られず、しばらく安静の後、症状は治った。
その後夏フェスシーズン前、軽い風邪のような症状を感じ、市販の感冒薬や頭痛薬を投入し、過酷な環境下で酒を飲み音楽を浴びた。
個人的にこの辺で身体への負荷がやばかったのではないかと推測している。
のち、九州でのフェスなど、炎天下にさらされたり、長距離移動などもあってか、ここで一度完全に壊れる。
まず、腹痛、頭痛、全身がだるい。
以前に一度救急搬送された際にもあったのだが、真っ黒な便通が確認された。
これは腸などで出血が起きている時に見られる現象で、血液が空気にさらせることがないまま排泄されるためこうなる。
お腹周りで不調があったことは明白、しばらく落ち着かず、内科で薬を処方され、しばらくオートミールやゼリー類のみで、こってりしたものや固形物をなるべく口にしないようにした。
だいたい同時期に、人生でほとんど肩こりなどを実感したことがなかったのだが、肩周りが張っているようなだるい感覚、痛みもある。
やがて首筋にも痛みは広がり頭痛も感じるようになっていた。
しばらくは湿布薬などを使っていたがあまり効果が見られず、特に首周りでの異常はかなり不安が大きかったので、整体などではなく整形外科を受診。
レントゲンを見るにストレートネック、身体の歪みなどの指摘。猫背や歪んだ座り方は少年時代から続く私の姿勢、仕事の上ではそんな首尾一貫した矜持なんてないのに。
その後リハビリスタート、主に身体の歪みを補正していくために、運動やストレッチの指導。
と、とにかく今年は常に身体が良くない(加えて虫歯の治療もある)。
本当にこれまでこんなに体が悪くなっている感覚になった経験がなかったこともあり、人生の有限性の再確認や、頭がすっきりしない感覚も、リハビリに伴い体を動かす量を意識して増やすことでいささか改善された気もする。
健全なる精神は健全なる肉体に宿る
これは元気があればなんでもできる!みたいなことではなくて、そうありたいよね、みたいな話らしいんだが、2000年前の人の言ってる言葉の意味が、30年弱生きると体感できるようになるんだなあと思った。
もっと若いうちからきづいていたかったぜ。
頑張る。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?